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谷川浩司/井山裕太「勝運をつかむ」

 お薦め本、紹介。

 谷川浩司/井山裕太「勝運をつかむ」

 囲碁・将棋ファンの一人として、書店で見かけ迷わず購入。一気に読破しました。

 一応、囲碁・将棋を知らない方のためにご説明しますと、谷川さんは将棋のプロ。
数々のタイトルを獲得してきた一流棋士で、現在は日本将棋連盟の会長職を務めて
います。
 一方、井山さんは囲碁のプロ。夢の七冠こそ逃したものの現在、六冠王。国際棋戦
でも活躍する、我が国を代表する若手棋士です。

 この本は、そんなお二人の勝負や、修行についての言葉をまとめたもの。最終章
では、お二人の対談も収録されています。プロ棋士の本ではありますが、囲碁や
将棋の専門書ではなく、どちらかといえば自己啓発的な本。
 こういった啓発本を毛嫌いする方もいますが、人生で思い悩んだとき、ビジネスや
勝負の世界で成功している人の言葉に耳を傾けるってのは、けっこう効果的じゃない
かって思います。もちろん、時代も、才能も、環境も全く違うのですから、ある人が
成功した方法だからといって自分も成功するってほど単純なものではないでしょうが、
でも、やはり一流の人の言葉って、それなりに人を魅了するエッセンスみたいな
ものは感じさせます。

 この本の中で出てくる井山六冠の言葉。

 ・・・プロになることはものすごく大変なことです。プロになれず辞めていく人の方が
圧倒的に多いのです。そこを突破してプロになったのです。しかし、プロになった
ことがゴールではなく、本当はここからがスタートです。そして、そこからの人生の
方がもっと長いのです。
 だから大事なことは、プロになってからどれほど継続的に頑張って勉強できるか
です。・・・


 考えてみれば、古本屋ってなりたければ誰でも簡単になれる商売。囲碁や将棋の
プロのように、なるための試験があるわけでもないですし、ホント簡単に就ける商売
ですよ。でも、そこから先。古本屋になってからも継続的な勉強が必要・・・ってのは、
囲碁のプロの世界と同じ。商品の知識、流行作家の知識、経営のノウハウ・・・学ぶ
ことはたくさんあります。

 どんな仕事も、その道を究めようとすれば、結局、勉強しかありません。いつまでも、
日々勉強。この勉強を怠れば、やがては取り残されます。勝負の世界も、ビジネスの
世界もそこは同じ。残酷なまでの弱肉強食が徹底されています。
 私の店はどうでしょうか? 日々成長し続ける店であれるか、それともその他大勢の
一人に埋もれ、さほど存在感を示せないまま、すぐに消えゆくのか・・・井山さんの言葉を
しっかり胸に刻み、たゆまぬ精進を続けていきたいと思います。
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5月も終わり

 おはようございます、ロビンです。

 今日で5月は終わり。明日から6月。暦の上では、夏ですね。天気予報を
見ると、まだ梅雨入りには少し間があるようです。なるべくなら、本の買取が
やりにくくなりますので、梅雨なんてない方がありがたいのですが、雨が降らな
ければ降らないで異常気象かなって心配になりますから、まぁ多少の雨は
我慢しましょう(^^)

 今日は常連さんのお宅へ買取の予定。雨の心配はなさそうですが、いつも
大量の本をお売りいただける方なので、運び込み作業で汗ダクになるかも。
でも、これは古本屋にとって嬉しい悲鳴。買取が無いことに比べれば、実に
ありがたいことです。

 今日も一日、頑張ります。

俵万智さんの話

 俳句に比べ、短歌の本はあまり出てきません。出てきても、万葉集や古今
和歌集などの古典物。近代・現代歌人のものは、ほとんど出てきませんね。
 でも、まったくないわけでもありません。与謝野晶子や石川啄木は、比較的
出てくる率の高い人たちです。国語の教科書にも載っていますし、定番なんで
しょうね。
 しかし、現代作家で一番見かけるのは、何と言っても俵万智です。「サラダ
記念日」は、歌集としては異例のミリオンセラーになりました。

 私は、中学・高校時代、彼女の評価の低さに腹を立てていたことがあります。
既に、私の中学・高校時代には、彼女の名は全国的に有名になっていたのです
が、どうも「キワモノ」扱いの感じが強かったのです。

 古典的と思われた短歌の世界に、日常の言葉を持込んだのは彼女が最初では
ありません。短歌の世界でも、昔から言文一致運動はあったそうです。しかし、
それを広く一般に普及させたのは、間違いなく彼女の功績。その点を高く評価
すべしって思っていたのですが、国語の教科書に彼女の作品が載ることは
ありませんでした。枕草子の桃尻語訳を勧めていた教師も、彼女の作品には
否定的な見解だったと覚えています。

 彼女の功績に対して、当時の国語の教育界の評価はあまりにも低いものだったと
思うのですが、しかし、時代は変わりました。最近では、彼女の名前も国語の
教科書に載るようになったそうです。

 ただ、あるバラエティ番組で、彼女が話されていたことを覚えているのですが,
国語の教科書に名前が載るようになって、少し困ったことがあるとのこと。それは・・・

 最近の高校生は、彼女を既に故人だと思っている

 ・・・ということでしたwww 与謝野晶子や石川啄木らの故人の名前に連ねて
書かれていれば、なるほど・・・歴史上の人物って思ってしまうのかも。中高生の
皆さん、俵万智さんはまだまだお元気で活躍してらっしゃいます。お間違えの
ないように!

難しい俳句の世界

 昨日に引き続き、今日も俳句の話題。

 芭蕉の門下であった向井去来の著作に、「去来抄」というのがあります。芭蕉の
俳論・講評などをまとめた本です。その中で、宝井其角の作品を、芭蕉が酷評した
ってくだりがあります。そのボロクソに言われた作品がこれ。

 此木戸や錠のさされて冬の月

 「猿蓑」を編集しているときに、其角がこの句を芭蕉に送り、下の句を冬の月と
しようか、霜の月としようか悩んでいますと相談します。ところが、芭蕉はこの句を
読み間違えてしまいます。「此木戸(このきど)」を「柴戸(しばのと)」と読んだの
です。だから、

 冬・霜に煩ふべき句にもあらず

 って冷たく言い放ちます。そんなに悩むほど、たいそうな句じゃないだろって
わけです。
 これだけで終われば、芭蕉のおっちょこちょいぶりが後世に伝わるだけのことです
が、芭蕉の立派なのはここから。自らの読み間違いに気づいて、手紙をよこします。

 柴の戸にあらず、此木戸なり。かかる秀逸は一句もたいせつなれば、たとへ
出板に及ぶとも急ぎ改むべし


 このような秀作は、一句たりとも疎かにできず、たとえ印刷作業にかかっていても
急いで訂正しろ、ってことです。人間誰しも間違いは犯すもの。でも、歴史に名を
残す人物というのは、自らの過ちを速やかに訂正する度量も持っているものなの
ですね。

 しかし、芭蕉の手紙を読んだ野沢凡兆は疑問に思います。

 柴の戸、此木戸、させる勝劣なし

 ・・・柴の戸でも、此木戸でも、たいして違いはないだろって言うのです。これに
対する、向井去来の返答はこうでした。

 この月を柴の戸に寄せてみれば、尋常のけしきなり。これを城門にうつして
みはべれば、その風情あはれにものすごく、言ふばかりなし。角が、冬・霜に
煩ひけるも理なり


 「柴の戸」と読めば、ありきたりの風景。でも、城門を閉ざす「此木戸」って
読めば、その風情は壮絶で言葉で言い表せない。「冬の月」にしようか、
「霜の月」にしようかと悩むのももっともな句だ・・・というのです。

 う~ん、どうですか?

 正直、私は、凡兆の意見の方に共感を覚えるのですがwww わずかの文字の
違いで、全然作品の趣が変わる・・・俳句って難しいですね、って話でした(笑)

暑いですね

 こんにちは、ロビンです。

 今日は、本当に暑いですね。窓を開けて車を運転していても、熱風を
肌に感じます。5月の爽やかな風を感じるってわけにはいきませんねw
とはいえ、山のあたりに来ると、ヒンヤリと気持ちいい空気になったり
します。都会は、アスファルトの照り返しがきついですが、農村部は
木々や川が多く、少しは心安らげる空間があったりします。

 そういえば、もうすぐ6月。夏はすぐそこですね。個人的には、寒がり
なので、冬よりも夏のほうが好きですが、でもその前に蒸し蒸しジメジメの
梅雨の時期ですね。幸い、ここのところ雨の日の買取はありませんが、
梅雨の時期は覚悟が要りそうです。

 急に暑くなってきました。皆さん、体調管理にはお気を付け下さい。

追跡調査

 先日、某大手中古書チェーン店に本を売ったというお話を
しました。その後日談。

 今日、某ショッピングモールに買い物にいったついでに、
そのモール内の大手チェーン店をのぞいてみました。
いってしまえば、この間売却した商品がどうなったのか、
ちょっぴり追跡調査でもしてみようって思ったわけです(^^)

 当店で売り出したけれど売れなかったもの、ウチの売れ筋
じゃない商品などを持込んだわけですが・・・さすが大手の店
だけあって、ウチでどうしようもなかった商品も、キチンと売れて
いっているみたいですね。

 というのも、ある趣味の雑誌を持込んだのですが、そのうち
1冊が棚から消えていることを確認したわけです。持込んだ
冊数は4冊。バラで売るのも単価が低いし、年度ごとに売り
出すには揃っていないし、仕方ないから処分した次第です。
そのうちの1冊が消えていて、まだ他の号は残っていました
から、売れたってことで間違いなさそうです。

 この店の私からの買取価額は1冊10円。それが108円で売れて
います。このうち8円は消費税ですから、店の粗利としては90円。
1冊売れたことで、4冊分の買取額がペイできるのですから、
なかなか優秀な営業成績ですね(笑)

 このお店は、1冊100円で売っても、薄利多売方式で十分利益を
出せるわけですが、残念ながら私の店ではこうはいきません。
販売額が100円でも、ネットショップの場合、お客様には送料の
負担をお願いすることが多いです。ですから、実質的に100円で
売ることはできないわけですね。

 それに、仮に100円で売れたとしても、出品にかかる手間やコストを
考えたら、割に合いません。原価割れしてしまいます。原価というのは、
仕入値段だけではなく、販売にかかわるコストも計算に入れなきゃいけ
ないんですね。

 というわけで、私のお店で売れない商品も、さすが大手は頑張って
売っている。羨ましくはありますが、まぁそこは古書業界の役割分担って
割り切っています。本にとっても、私の店の在庫のままだと、やがては
廃棄されるしかない運命だったのですから、次の人の手にわたることが
できて良かったんじゃないでしょうか。

 それにしても・・・こういう実際の店舗の売行きを見ていると、ネットショップ
だけというのが、もどかしく感じられます。とはいえ、実際に私が店舗を構える
と、大手の販売力を前に圧倒されるだけかもしれませんが・・・。でも、いつかは
店舗でも販売できるようになりたいな~・・・そんなことを思ったりもしています。

当店からのお願い

 先日、私の携帯にどなたからかお電話を頂きました。買取の依頼でしょうか?
買取専用ダイヤルは、サイト上で固定電話の番号を告知しているのですが、
外出の際には、私の携帯へ転送するように設定しています。というわけで、
外出先で買取依頼の電話を受けるということは、よくあるのです。

 でも、今回かかってきた電話には、すぐに出ることができませんでした。
お客様の買取査定中であったり、車の運転中ですと、すぐに携帯をとる
ことができない場合があります。そんな時でも、着信履歴を見て、こちらから
折り返しお電話をすることで、たいていの場合は対応できます。

 ところが、今回の電話は、非通知設定になっています。どなたからのお電話か
分かりません。折り返しお電話しようにも、対応できません。というわけで、
当店からのお願い。

 当店にお電話していただいた場合、なるべく素早く対応いたしますが、やむを
得ぬ事情で、すぐにコール対応ができない場合もございます。そんな場合、
なるべく迅速に着信履歴を参考に折り返しお電話いたしますので、出来る限り
非通知設定は解除しておいてください。
 女性のお客様で、セキュリティの関係で非通知設定の解除に抵抗のある方は、
しばらくたってからお電話いただけると、対応可能なことが多いです。なるべく
速やかな対応を心がけますが、なにせ個人事業なものですので、時に手が
ふさがって対応の難しい時もございます。

 買取依頼のお客様、少しお待たせすることもあるかも知れませんが、当店は
誠実査定を心がけますので、どうぞご容赦くださいませ。
 当店からのお願いでした。

趣味の俳句

 お客さんから、買取をしていると、趣味で俳句を楽しんでいらっしゃる
方が、意外と多いことに気付きます。俳句の入門書、解説本、俳人の
伝記、句集、歳時記・・・そういったものが、ちょくちょく出てきます。

続きを読む »

ありがたいことに。

 本日、買取が1件。以前、買取をしたお客さんの紹介で、買取の
依頼を受けました。分量としては、200冊ほど。それほど大量の
買取というわけでもないですし、積込み作業はそんなに時間がかかり
ませんでした。

 ジャンルとしては、文芸書とビジネス書が多かったですね。比較的
状態もよく、コツコツと出品すれば売れそうな本が多く嬉しいですね。
レアな本というわけでもないですので、それほど買取額は高く出来ません
でしたが、精一杯の査定はさせていただきました。

 最近、リピーターの方や、以前のお客さんの紹介で当店を知って
いただく方が増えてきました。やはり古本屋にとって仕入れは命。
良い商品を手に入れるためにも、こういった口コミで当店を知って
いただけるというのは、ありがたいものです。
 また本がたまってきたら、ロビンに頼もう! ・・・・・・そう思っていただける
よう、これからも誠実査定を続けて行きたいと思っています。関西圏の方、
是非、一度ご利用下さいませ。

同じ本を・・・

 間違えて、同じ本を買ってしまうことってありませんか? 書店で見かけて、
ああ良さそうな本だって思って衝動買い。でも、なかなか読む時間がなくて
積読(つんどく)になって、買ったことすら忘れてしまって・・・・・・。で、後日、
同じ本を見かけて、また買って、家に持ち帰って重複に気付いて・・・ガッカリw

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