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古本屋になるには 古物商申請その9

 今日は、申請手続きについて。

 申請書が出来上がったら、それを警察署に持っていくわけですが、
古物の担当者がいつもいつも署にいるとは限りません。申請書を
貰いに行く際に、警察署の電話番号も聞いていおいて、書類が完成
したら、電話で担当者に訪問のアポを取るようにすれば、時間の
ロスが減らせて効率的です。

 警察署に持っていく前に、次の事項をもう一度確認しましょう。

・書類に書き間違い、書き漏れはないか
・正・副2通と自分用の控えを用意できているか
・添付書類は揃っているか

 申請書類以外の持ち物として、次のものを忘れないでください。

・申請手数料(19,000円)
・筆記用具(空欄にしておいた日付欄等を記入します)
・印鑑(訂正があった場合に必要なこともあるので、持っていくのが無難です)

 申請手数料は、とりあえず現金で用意しておきます。で、担当者に書類を
チェックしてもらって不備がなければ、都道府県証紙を購入して納付するように
すればいいでしょう。購入するのは証紙です。収入印紙ではない
ので、お気を付けください。

 証紙は、たいていの場合警察署内に売り場があると思います。担当者に
どこで購入すればいいか尋ねたら教えてもらえるでしょう。申請手数料は、
19,000円(2014年8月現在)。これは全国共通です。4月の消費税率アップの
際にも、手数料は据え置かれましたが、来年度以降はどうなるか不明。
申請前にきちんと担当者に確認してください。

 なお証紙は、切手のようなもの。地域によっては、証紙を貼付する用紙を
貰えるかもしれません。その場合は貼付してもOKですが、購入したままの
状態で担当者に手渡せば、担当者が勝手に処理してくれる地域もある
ようです。その地域の担当者の方式に合わせておけば問題ないでしょう。

 さらにいえば、手数料の納付先も、古物の担当者に直接納める場合と、
会計係のような別の部署で納める場合があるみたいですので、これも
担当者にしっかり確認してください。

 無事、申請書類が提出できたら、自分用の控えに受理印を貰います。
この日付が、警察署が書類を受け取ったという日時の計算の起算点になり
ます。いつ頃に許可が下りるかの目安になりますので、忘れず受理印を
押してもらいましょう。

 申請が終わっても、すぐに古物営業ができるわけじゃありません。許可が
下りるまでには一定の期間があって、だいたい申請後40日ほどは必要な
時間だと思っておいてください。
 地域によっては申請の混雑状況などの都合で、もう少し伸びる場合もある
かもしれません。申請するときに、担当者におよそどれくらいで許可が下りる
のか尋ねておいた方がいいでしょう。

 さぁ、これで無事申請が終わりました。意外と簡単だったでしょ?

古本屋になるには 古物商申請その8

 昨日までで申請書本体の3枚は書きあがりました。今日は、添付
書類について。

 添付書類は普通は1通でOK。しかし、担当者によっては、念のため
2通ほしいと言われることもあるので、提出用に2通用意しておいた方が
無難です。ただ、公的書面は発行にお金がかかるものも多いですので、
そんな場合にはコピーで十分でしょう。

 自分用の控えもコピーしておくと便利です。ですので、結局は申請書
同様、全部で3通用意しておくのが便利でしょう。

★住民票
 ……申請書記載の住所が間違いないか確認するためのもの。
  ですので、申請書の住所は住民票通りに書き写します。
  世帯全員のものを用意する必要はありませんが、申請人の
  本籍地・筆頭者の記載のあるものを発行してもらうこと。
  使用目的を告げて窓口で問い合わせれば、適切なものを
  出してもらえるでしょう。

★履歴書
 ……最終学歴と過去5年間の略歴を記入して提出します。
  地域によって、求められる履歴内容が異なる場合も
  あるので、事前に担当者に何をどの程度書けばいいのか、
  確認しておきましょう。
   用紙は市販のものでOK。最近はB5サイズのものも
  よく売られていますが、申請書のサイズに合わせて
  A4サイズのものを選んだ方がいいでしょう。写真も
  忘れず貼付します。

★誓約書
 ……申請の欠格事由に該当しないことを誓約する書面です。

★登記されていないことの証明書
 ……成年被後見人、被保佐人でないことの証明書です。
  以前は東京法務局でしか発行していなかったのですが、
  今は各地の地方法務局で発行してもらえるようになり
  ました。それでも、最寄りの法務局まで出向くのは大変
  という人もいるでしょうから、そんな場合は郵送で
  書面を取り寄せることも可能です。
 
   以上のものは、申請人以外に管理者がいれば、管理者の
  分も提出します。申請人が管理者を兼ねる場合には、
  申請人の分だけでいいですが、誓約書については申請人の
  分と管理者の分ということで、同じものを2通提出します。
  (地域によって扱いが違うかもしれません)

★URLを証明する書面
 ……ネット販売をする場合には、販売サイトのURLを届け
  ますが、本当に申請人がそのサイトの管理権限を持っている
  ということを証明する資料を提出します。プロバイダとの
  契約書やサーバー会社から送られてきたメールなどがこれに
  該当します。
   書類はコピーで可。警察署に提出する段階で、パスワード
  とかは黒く塗りつぶしておきましょう。いくら相手は警察
  とはいえ、何かのはずみで情報が漏れてしまってサイトの
  パスワードが知られてしまったら、思わぬ被害に発展する
  可能性もあります。重要な情報の扱いにはくれぐれも注意
  してください。

★契約書・同意書等
 ……営業所が持家でない場合には、そこの使用権限を証する
  ための契約書や、商業目的で使用することを許可する
  オーナーの同意書の提出が求められる場合があります。
  地域によって扱いが異なるようですので、事前にしっかり
  確認しておきましょう。

★地図等
 ……営業所の所在地を記した地図や、外観写真の提出を求め
  られる場合もあります。これも担当者と綿密に打ち合わせを
  して、準備万端に整えてください。
   地図は住宅地図や、ネットで公開されているものをプリント
  アウトして使用してもいいでしょうが、丁寧に書くのであれば、
  手書きでもいいでしょう。営業所の場所を○で囲み、「営業所」
  とか「申請地」などと記入しておけば、見やすくなります。

 
 以上で、およその添付書類は準備できました。ただしケースに
よっては、他の書面の提出を求められる場合もあるでしょうし、
担当者にしっかり確認してください。
 また、法人の場合には他に定款や登記簿などの提出も必要です。

 添付書類が欠けているだけでも申請は受理されませんので、十分に
注意しましょう。

 これで申請書類はすべて完了。あとは、申請するだけ。ということで、
明日はその申請手続きについてです。

集中豪雨について

 今日も雨。8月中頃からずっと台風だったり、集中豪雨だったりで、夏らしい
天気を体感していません。感覚的には、お盆を過ぎたら急に秋になったって
気分で、夏好きの私としては、何だか損をした気分。

 今回の豪雨。各地で災害をもたらしているようで、広島では大規模な土砂
災害が報じられていますし、関西でも土砂災害があったとニュースは伝えて
います。

 いくら日本の地形的特徴として山が多いからといって、こうも毎年毎年
土砂災害が発生しなくてもいいと思うのですが、一向にこの手の災害は
なくなりません。それどころか、日本全国いたるところで土砂災害の危険の
ある地域はあるとのことですから、驚きです。

 今回の広島の災害を受けて、ここ関西のニュース番組でも、注意喚起を
しています。広島の地質と同じようなものが、関西でも広くみられるという
のです。花崗岩が風化してできた「まさ土」。

 これは柔らかいので宅地造成が簡単という利点はあるのですが、一方で
今回のような豪雨があると、崩壊の危険が高いそうです。そんなこと今更
言われても・・・・・・。六甲のあたりは自然も豊かで、交通の便もよく人気の
住宅地だったのですが、問題となっている「まさ土」が多くみられるそうで、
手の平返したように「危ないぞ、危ないぞ」って言っています。

 ある専門家は、雨が降ったらすぐ避難するくらいの気持ちでいてください
ってことでしたが、いくらなんでも雨のたびに避難していたら、日常生活も
ままなりません。それに今回の災害では、避難所自体も安全ではなかった
というのですから、いったいどうすればいいのか。

 土砂災害が起こるのは、地球の重力の一作用。要するに、モノは上から
下に落ちるって物理現象に従っただけのこと。ってことは、住宅地より上に
山があるから危険なわけで、日本全国の山という山を切り開いて、重機で
平らにならしてしまえば、土砂災害の危険は絶対になくなります。ただ、
それを実行しようとすれば莫大な予算を必要とするでしょうし、それに環境
破壊っていう別の問題が出てきますね。

 大勢の方の命を奪った今回の災害。自然災害だけにある程度は仕方ない
面もあるかも知れませんが、せめて受け止める人間の側のモラルぐらいは
しっかりしていたいもの。災害発生の知らせを聞きながらゴルフに興じて
いた総理大臣。皆が避難しているのをいいことに、空き巣を働いている
不逞の輩。災害の発生以上に、こういった行為は被災地の方々の心を
傷つけます。非常時にこそ、人間の真価は問われるものですね。

古本屋になるには 古物商申請その7

 申請書3枚目。

「電気通信回線に接続して行う自動公衆送信により公衆の
閲覧に供する方法を用いるかどうかの別」……なんて難しい
表現がされていますが、要はネット販売を行うかどうかの
記載です。

 自分でサイトを開設し、ネット上で販売する場合には
「1.用いる」を選択します。ただし、ヤフオク! などの
インターネットオークションに参加するだけの場合には、
「2.用いない」としていても構いません。

 「2.用いない」としておいてから、事業規模を拡大する
段階で「1.用いる」と申請しなおすことも可能なので、
じっくり計画を立てましょう。
 「1.用いる」を選んだ場合には、URLを証明する書面の
提出も必要になってきます。そうすると、サイト開設のための
サーバー代もかかりますし、すぐにネット販売を手掛ける予定
がなければ「2.用いない」としておいていいでしょう。

 具体的なサイトプランがないけれど、とにかくネットを
通じて古本を売りたいという人には、まずはオークションに
参加して、ネットでの相場価格などの知識を養うことをお勧め
します。意外と、自分が思っている価格と売れる価格との間に
差があるものですから、本格的な販売を開始する前に、その
ことは実感しておいた方がいいでしょう。

 「送信元識別符号」……これも難しい表現ですが、商品販売を
行うサイトのURLのことです。一字一句間違わず、きちんと
書きます。
 アルファベットの「o(オー)」と数字の「0(ゼロ)」などのように間違え
やすい文字については、下にルビを振ってほしいと言われることがあり
ます。そんな場合は、担当者の指示に合わせて、柔軟に対応しましょう。

 なお、登録するのはトップページのアドレスだけでOKですが、
いくつもサイトを立ち上げ、あちこちで商品販売を行うって場合
には、その全てのサイトを登録する必要があります。

 古本だけを扱う場合でしたら、一つのサイトで十分かもしれ
ませんが、CD、ゲーム、フィギュア、楽器など他の品目も
扱う場合には、別サイトで売り出した方がお客さんにはわかり
やすいかもしれません。何でもかんでも売っているサイトですと、
ごちゃ混ぜ感が出てしまいますので。

 また古本だけ扱う場合でも、文芸書とコミック類ではお客さんの
層が異なるので、別サイトにして、それぞれのサイトごとに情報
発信できるのであれば、その方がより専門性の高いサイトとして、
支持を集めやすくなるかもしれません。
 ただし、サイトが増えれば手間も増えますし、有料サーバーを
用いる場合には金銭的負担も大きくなります。選択肢の一つとして
検討してみるのはかまいませんが、最初からあまり張り切り過ぎて
息切れすることがないようにしてください。

 ここまでで申請書は書きあがりました。これを正本、副本、控え
の3通用意して(コピーで可)提出します。

 意外と簡単でしたね? でも、これだけでは不完全です。添付
書類も忘れず用意しなきゃいけません。

業者市運営について

 このブログで、随分業者市の運営について手厳しい(?)意見を述べ
させていただきました。概ね、正鵠を射た主張であるとは思うのですが、
でもこれは単に参加する側の一方的な意見。市の主催側、運営側
としての意見は、また別のものもあると思います。

 どんな問題でも、物事を多面的に捉えるってのは大事なこと。そのため
には、色々な意見に耳を傾けるって謙虚な姿勢が大事ですし、時には
それぞれの立場に立ってみないと、お互いを理解できないってこともある
ものです。自分の給料を上げて欲しいってことにしか関心ない労働者は、
利益を上げ組織を存続させていかなきゃいけないっていう経営者側の
苦労なんて、たいていの場合興味を持たないものですから。

 というわけで、私も市の運営についてアレコレ注文を付けたわけですが、
これは参加者という気楽な立場だから発言できた部分もあります。私の
発言が妥当なものかどうか、それは運営側の視点も取り入れて初めて
評価に値するものでしょうね。

 ってことを考えていたってのもあって、市の運営のスタッフとしてお手伝い
することになりました。明日の市では、運営側のお手伝いをするってことに
なっています。どんなことをするのか。まだよく分かっていませんが、先輩
方の指導を受けながら、張り切って業務に専念したいって思います。

 いやぁ~、8月に入ってから随分市から遠のいていました(^_^;) 久しぶりの
市なので、何だかドキドキ。不安もありますが、新しい体験を楽しんでみたい
って思っています。

古本屋になるには 古物商申請その6

 申請書2枚目。営業所に関する事項を記入します。

★形態
 ……「1・営業所あり」に○。ネット販売だけをする場合でも、
「営業所あり」としておきましょう。今では「営業所なし」の
 申請はほとんど考えられないそうなので、「あり」として
 おいて特に問題はないでしょう。

★名称
 ……個人で許可申請する場合でも、お店の屋号を名乗って
 活動するのであれば、ここにその名称を記入します。

  覚えやすい名前、分かりやすい名前がいいですが、その他にも、
 近隣の市町村でよく似た名前の同業者がいないかチェックした
 方がいいでしょう。私は、最初に定めた店の名前とよく似た名前の
 お店があることを後から知ったため、名称を変更したことがあり
 ます。商売上、類似の名前を使っていると、お客さんに混乱を
 与えますし、トラブルになることも考えられるので、気を付けた
 方がいいでしょう。

★所在地
 ……ここはあくまで「営業所」の所在地を書く欄。自宅を営業所
 として届け出る場合には、空欄のまま提出します。テナントを
 借りるのであれば、そのテナントの住所を記入。

  営業所が賃貸の場合には、その契約書やオーナーの同意書が
 添付書類で必要になることもあります。また持家でも、商業利用が
 禁止されている場合には、不許可になる場合もあります。

  営業所の許可基準は、ある程度地域の公安委員会によって差が
 あるみたいですので、事前に窓口で相談し、問題がないかしっかり
 確認しておいた方がいいでしょう。

★取り扱う古物の区分
 ……ここでは、取り扱う商品全てに○をつけておきます。数に制限
 はないので、扱う可能性があるものは、とりあえず申告しておい
 た方がいいでしょう。古本屋として営業するのですから、「12.
 書籍」の欄だけは絶対に漏らさないようにしてください。

  ところで、公安委員会の申請書には、CD、DVD、ゲームソフト、
 フィギュアといった項目がありません。これらは古本屋の中にも
 扱う人が多いのですが、どうも申請書は古本屋のニーズには対応
 していないみたいです。
  ですので、これらを扱いたい場合、事前に担当者に相談しておいて、
 どの項目に含めて申告すればいいか問い合わせておきましょう。
 CDやDVDなら「事務機器類」や「道具類」、フィギュアなら
 「美術品類」などのカテゴリが考えられますが、担当者の指導に
 合わせておいて問題ありません。

  まぁここでの申告は一種の参考程度のものなので、あまり気にする
 必要はありません。実際に営業をはじめて、品目が増えそうだったら、
 その都度追加申請をするという方法でもいいでしょう。特に費用は
 かかりません。

★管理者
 ……個人申請の場合、たいていはご自身の名前を書くことになるかと
 思います。家族経営を考えている場合には、家族の名前を書く場合も
 あるかもしれないですね。

  管理者にも一定の要件があります。申請人同様、成年被後見人や
 被保佐人の場合は認められません。営業所からあまりにも離れた
 ところに住んでいる場合なども、営業所の管理が不可能と判断されて
 不許可となるでしょう。また、その営業所の管理的立場にないと
 いけませんから、いざという時に、商売のことが何もわからないと
 いう人ではいけません。

 ・・・はい、これで申請書2枚目は終わり。明日は3枚目です。

古本屋になるには 古物商申請その5

 さあ、いよいよ申請書本体に記入を始めましょう。以下、順に見てゆき
ます。なお、都道府県によっては、記入例をネットで公開している地域も
ありますので、それらも参照してください。
 ちなみにこのブログでは、主として個人での申請を念頭に置いています。
法人等の場合にも、触れることができれば書いていきますが、省略する
場合もあるのでご了承を。

★許可の種類
 ……「1.古物商」に○(まる)をつけます。「1」の数字の部分だけを○で
  囲めばいいです。

★氏名又は名称
 ……個人ならば本名を、法人なら登記している法人名を書きます。 上の欄
  にはルビを振ります。(ふりがな)とあれば平仮名で、(フリガナ)とあれば片
  仮名で記入するってのは、こういう用紙での一般常識ですね。
   姓と名の間は1マス空けること。濁音、半濁音も1マス使います。

   とにかく住民票記載のまま書き写せばいいです。「ワタナベ」、「サイトウ」姓
  など難解な字を用いる場合も、とにかく住民票に合わせること。外国人の場合、
  本名と日本名が異なる人もいるかもしれません。住民票記載の通りでいいと
  思いますが、不安なら事前に確認した方がいいでしょう。

★法人等の種別
 ……個人の場合は「6」を○で囲みます。法人の場合は、該当する数字を囲みます。

★生年月日
 ……西暦または元号の該当する数字を丸で囲み、右詰めで記入。東京都では、たと
  えば昭和36年1月1日生まれの場合、「0036年01月01日」のように空欄を残さない
  方法で記入要領が紹介されているので、それに従ってもいいでしょう。記載例が
  あればその通りにするのが、無難な申請の第一歩です。

   なお法人の場合は、「設立年月日」を記入することになります。

★住所又は居所
 ……住民票の記載通り書きます。「○丁目」「○番地」などの記載も省略しない
  ように。マンション名も、住民票に正式名称が載っている場合は、それに合わ
  せて記入します。

★行商をする者であるかどうかの別
 ……特に不都合がなければ、「1.する」としておいた方がいいでしょう。

★主として取り扱う古物の区分
 ……古本屋なので、「12.書籍」に○をつけます。CDやゲーム類も扱いたいという
  場合でも、この欄には1つしか○をつけません。あくまで「主として」扱うものを記入
  するだけ。古物商の許可が下りれば、何の制限もなくCD、DVD、ゲーム等あら
  ゆる古物が扱えるので、あまり気にしなくていいです。

★代表者等
 ……法人の場合にはきちんと記入しますが、個人申請の場合は何も記入しません。


  これで申請書の1枚目が書きあがりました。明日は2枚目です。

アイス・バケツ・チャレンジ

 ここ数日、アイス・バケツ・チャレンジなるイベント(?)が話題を呼んで
います。ALSという難病患者を支援するチャリティー企画として始まった
ものだそうです。

 ルールは簡単。指名された人は、24時間以内に氷水を浴びるか、
支援のための100ドルを寄付するか選択しなきゃいけないというもの。
そして次の参加者を3人指名して、指名された3人はまた同様に
24時間以内に氷水を浴びるか、寄付するか選択して、そして次の
3人を指名して……って、どんどん続けていくもの。

 氷水 or 寄付

 ってルールなのに、実際には氷水を浴びた上で寄付をする人も多く、
支援団体への寄付は昨年同時期と比べ大幅に増えているそうです。

 日本でも、錚々たるメンバーが氷水を浴びています。各界の著名人が
氷水を浴びる姿は動画サイトに投稿され、ニュース等でも話題になって
いるので、ご覧になった方も多いはず。

 何で、氷水をかぶらなきゃいけないんだ! とか、何で寄付しなくちゃ
いけないんだ! ってツッコミは無用。まぁ一種のジョークですが、こう
いったジョークで多額の寄付金が集まっているのですから、なかなか
いいアイデアだったんじゃないでしょうか? 氷水を浴びるってペナルティ
と、100ドルっていうそれほど大きくない金額が良心的です。

 1人が3人を指名し、その3人もまた別の3人を指名し……って続いて
いくわけですが、これってよくよく考えたら、ネズミ講の図式そのもの(笑)
どこかで終了してしまう運命です。参加者はあっという間に膨れ上がり
ますから。

 3人→9人→27人→81人→243人

 皆が皆、24時間以内ってルールを守れば、最初の5日で参加者は3ケタ
に達し、次の5日には

 →729人→2187人→6561人→19683人→59049人

 となって、こうなるとさすがに参加者のうち有名人以外の人も含まれてくる
はず。ごく普通のサラリーマンとか、私のような古本屋とかwww さらに
続けると、

 →177147人→531441人→1594323人→4782969人→14348907人

 って東京都の人口を超え、その後は2日ほどで

 →43046721人→129140163人

 って日本の人口に達します。ここまで初日を計算して17日。さらにさらに
続けると、

 →387420489人→1162261467人→3486784401人→10460353203人

 ……となって、地球の人口を超えてしまいます。せいぜい3週間ほど
しか続けられないイベント。実際には、指名されても参加しない人も多い
でしょうし、この企画が広まったソーシャルメディアにそもそも参加して
いない人も多いですから、実際はもっと早く破綻するでしょうね。もちろん、
同じ人が何度も指名されるってのがOKなら、理論上はいつまでも
続きますが。

 メディアの報道を見ていると、概ね好意的なものが多いよう。実際、この
企画のおかげで多額の寄付金が集まっているわけですし、そのことは
評価に値するでしょう。

 でも、こういうイベント。今後の推移をしっかり見守らないといけません。
というのも、「難病患者の支援」という名目で始まったものですから、
今のところ人々の善意が目立っています。しかし、時間とともに悪意が
混入する恐れもあると思うのです。

 たとえば、氷水ではなく、

 寄付しないなら、ビルから飛び降りろ! とか  指を詰めろ! 
といったふうに、やたらとペナルティが重くなったり、寄付金についても
額が大きくなったり、さらには振込先の案内が、まったく難病患者支援と
無関係な団体で一種の振り込めサギのようなものに利用されたり・・・・・・。
そういう悪意が出てきたときには、なかなかタチが悪いですね。

 そういえば、「Pay It Forward」(邦題『ペイ・フォワード』)って映画がありました。
人に助けてもらった人は、その助けてくれた人に恩返しするのでなく、別の誰かに
善意を施してくださいって内容。今回の企画、この映画を思い出させますね。
どんどんと善意の輪が広がっていくところなんか、ホント人間もまだまだ捨てたもん
じゃないって思います。

 でも、一方で、人の善意を踏みにじるのも人間。「不幸の手紙」は、もともと
「幸福の手紙」だったそうです。「3日以内に××人に手紙を書けば、幸せに
なりますよ」って内容が、いつの間にか書き換えられて・・・。ちょっとした
幸福のおすそ分けが、単なる嫌がらせになっていたわけです。

 アイス・バケツ・チャレンジも、そういう危険はあります。おそらく夏のうちに
ブームは収束するでしょうが(そうでないと、寒くて氷水なんて浴びれませんw)、
その後姿を変えて悪意あるイベントにならないことを願うばかりですね。

 って言っておいてアレなんですが、これだけブームになるんだったら、

 氷水を浴びるか、それとも古本を買うか

 ってルールで始めたら、ウチの店も儲かったりして・・・ナンテネ。

古本屋になるには 古物商申請その4

 さあ、いよいよ申請書に記入です。

 まずは1枚目。「古物商 古物市場主 許可申請書」と書かれた
見出し部分。申請するのは、古物商。古物市場主は不要なので、
「古物市場主」の部分を、二重線で消します。

 なお、古物営業関係に限らず、行政文書では不要な文字の削除は
二重線で消すのが一般的。記入を間違えた場合の訂正も、間違えた
部分を二重線で消します。ある程度厳格な書類の場合には、訂正箇所
に訂正印を押します。さらに厳格な書類の場合には、「○○文字削除
 ○○文字加筆」と書きます。
 こういったことも何の手続で必要になるかわからないので、知っておくと
便利ですね。

 ちなみに東京都などでは、二重線で消すのではなく該当箇所を○で
囲むよう記載例を紹介しています。記載例が公開されている地域に関して
は、なるべくその記載例に従った要領で記入した方が、問題は少ない
でしょう。

 さて、次の行には、

「古物営業法第5条第1項の規定により許可を申請します。」

 ……という文字が書かれているはず。この部分は、何も手を加えなくて
いいです。ただ「許可を申請します」って言葉になっていることだけは確認
しておきましょう。古物担当になって日の浅い人に申請用紙をもらった場合
には、間違えて変更届の用紙を渡されているかもしれません。その場合は、

「古物営業法第7条第1項の規定により変更の届出をします。」

 って文言になっているはず。別の用紙を手渡されているので、取り替えて
もらう必要があります。

 次の行は宛名となる公安委員会。「~公安委員会 殿」と書いて提出します。
都道府県の名前を書き込むだけでOK。「殿」を御中に変える必要もありません。

 日付欄は空白にしておくのが便利。提出の際、担当者に見てもらい不備が
ないことを確認して、提出日を記入するようにすればいいでしょう。もし不備が
あって後日提出になる場合、日付欄を記入していると、日付の修正も必要に
なるので面倒です。

 「申請者の氏名又は名称及び住所」の欄に、申請者の氏名・住所を記入します。
たいていの場合は個人での申請だと思うので、個人名を書きましょう。商売上
名乗る「商号」(=屋号)を書く欄は別にあるので間違えないようにしてください。
 住所は、住民票の記載通りに書くこと。もし住民票を現住所に移していないと
いうことがあれば、さすがに申請は不許可となるでしょうから、必ず現住所に住民票
を移すことです。

 なお行政文書の場合、東京23区と政令指定都市の住所を書く際には、都道府県
名は省略するのが一般的。住民票にも、都道府県名は記載されていないと思います。
ただし、住民票に都道府県から記載されていれば、それに従って申請書に記入して
問題ありません。

 ここまでは前ふり。いよいよ明日からは、申請書の本体です。

古本屋になるには 古物商申請その3

 申請書自体は、A4用紙3枚のシンプルなもの。これに添付書類を
付けて提出します。
 申請書は警察署で無料で貰えます。都道府県によってはインター
ネット上で様式をPDFファイルで公開している地域もありますので、
これをプリントアウトして使用してもいいです。

 提出の際には、正・副2通を用意。各3枚なので、合計6枚の用紙を
警察署に提出することになります。ただし、申請後の便宜のため、自分
用の控えも用意して、提出の際に受理印を押してもらうようにしたいところ。

 申請用紙の控えは別に用意しなくてもいいのですが、許可後の手続で
何かとあった方が便利。なので、正・副2通の他、控えの計3通を用意する
のがベスト。
 それぞれの用紙に全て手書きしてもいいですが、面倒ならコピーでも可。
画像編集ソフトを持っている人は、スキャナで申請用紙を読み込み、パソコン
で文字を入力したら綺麗な申請用紙になって見栄えはいいですね。でも、
そんな手間をかけなくても、申請は受理されるので難しいことで悩むくらい
なら、さっさと手書きしましょう。

 なお筆記用具は、ボールペンまたは万年筆を用いるのが一般的。インクも
黒か青。これは申請のルールというよりも一般常識の部類なので、問題ない
でしょう。鉛筆やシャープペンシルなど下書きの際に用いるのは構わないです
が、正式な申請の際には必ず消しておくことです。

 印鑑は、三文判で十分。申請書には

「届出(申請)者は、氏名を記載し押印することに代えて、署名
することができる。」


 と記載されているので、本当は印鑑も必要ないです。ただし、担当者に
よっては押印にこだわる人もいるし、シャチハタでのハンコを認めない人も
います。私自身、変更届を提出した際に、シャチハタでの押印を受理して
もらえなかったことがあります。
 以前の担当者は何も言わなかったのですが、担当者が代わって、
つまらないこだわりを持つようになったようです。担当が変わるとやり方も
変わるというのは、よくある話。相手は国家権力。逆らっても得はないので、
相手の要望に極力合わせて申請しましょう。つまらないストレスを感じる
くらいなら、最初からきっちりボールペンで丁寧に書いて、認印を押して
おいた方がいいですね。

 ちなみに地方の警察署では、古物営業の担当者がパチンコなど風俗営業
も担当しているということは、よくあること。申請様式に限らず、古物営業法に
ついて、それほど精通しているわけではないので注意が必要です。法令解釈
を問うたところ、その担当者が間違ったことを教えるということもあります。私も
経験しました。あまりにも非常識な法解釈をその担当者が語るので、きちんと
上級庁に問い合わせて、正式に回答してくれと要請したら、後日、訂正して
きたことがあります。

 法治国家といえども、必ずしも法が知れ渡っているわけではないという
こと。高度に専門的な内容の法規制は、意外と担当者でも知らないもの
なんですね。古本屋を営むなら、最低限、古物営業法の知識くらいは身に
つけておかないと、警察との折衝に苦労することになります。

 明日はいよいよ申請書の1枚目に入ります。
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