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百科事典の値打ち

 百科事典は買取不可って話はしました。
 でも、そんな百科事典もものすごく古くなったら値打ちもの。骨董や
史料としての価値が出てきます。

 たとえば、江戸時代の「和漢三才図会」(わかんさんさいずえ)。今の
時代の百科事典とは少しイメージが違うかもしれませんが、百科事典の
歴史を語る上では必ず出てくる書物ですから、やはり百科事典という扱いで
いいのでしょう。

 この「和漢三才図会」。復刻版でもけっこうな値段がします。まして
当時のものとなれば、歴史的価値も相まって、価格もある程度はしっかり
したものになるでしょう。そして、もはやこれは歴史的史料ってことに
意味がありますから、たとえバラでもそこそこの値打ちはあると言えます。
もちろん、全巻揃いの方が素晴らしいことは言うまでもありませんが。
 残念ながら、私は扱ったことがありません。でも、もし万が一扱うことが
あれば、精一杯のお値段は付けたいと思います。専門店ほどの高額買取は
できないかもしれませんが……ネ (^^)

 要するに、百科事典も時代を経れば価値が出てくる……ということは、
今ある百科事典も、もっと年数がたてば価値が出てくるのでしょうか?
その考えはある程度は正しいと思います。

 今現在、こうしている間にも、日本全国アチコチで置き場に困って百科
事典が廃棄処分されています。そして例えば、ブリタニカが紙の書籍
としての百科事典の刊行をやめたように、今後は新たな百科事典が
印刷される機会も減っていくはずです(電子版は出されますが)。

 というわけで、長い長い時間が経てば、百科事典そのものが珍しい存在に
なっていくものと思われます。こうなれば、いつの時代も珍しいもの好きは
いますから、そういった人たちに今の時代の何の変哲もない百科事典が
もてはやされることは考えられます。いくらぐらいの値段で取引されるかは
分かりませんが、今の貨幣価値で数千円くらいの値打ちは認められるんじゃ
ないでしょうか?

 本当に、そんな物が取引されるのかって思われるかもしれませんが、
全国の古本屋さんの中には、駅弁の包み紙や電車の切符、ハガキといった
当時なら簡単に手に入ったものを売ってらっしゃるお店もあります。
当時はありふれたものでも、長い時を経て残っていくのはわずかなので、
今となっては貴重な品ってことになるわけです。

 ですから、百科事典の置き場に困っている皆さん、多少家が狭くなる
のを我慢して、大事にそのまま保管しておけば、やがては古本屋で買取って
もらえる時代がきっと来ますよ。もっとも、その時代が到来するまでには、
あと100年はかかるでしょうが(笑)

 よくよく考えてみれば、百科事典を編纂している人たちは、その時代の
博識な人物。人類の知識の結晶なんですから、全くの無価値なんてことが、
あろうはずがありません。
 とはいえ、売れないですし場所も取るのですから、商売としての価値は
ゼロ。物の本当の価値と、世間の評価は異なるってことの好例かもしれま
せんね。
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