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神戸市の事故で

 神戸市の解体現場で昨日発生した事故。防塵柵が倒れ、通行人に
負傷者が出ました。警察が、業務上過失致傷罪の疑いで捜査を
開始したってのは分かると思いますが、実は労働基準監督署も
調査に入っています。

 何で労基署が? って疑問に思われるかもしれませんが、解体
現場などで使う大型重機の操作には一定の資格が必要。これは、
労働安全衛生法って法律で定められていることで、この法律を
所管するのが労基署ってわけです。他にも足場を組み立てる
資格ってのもあるみたいです。
 本当にきちんと資格ある人間が作業を行っていたのか、そういった
点も調査するのでしょう。

 実は昨年夏、法改正があって解体現場で用いられる大型重機の
資格が新しくなりました。以前から、解体用の資格自体はあった
のですが、対象となっているのはブレーカーと呼ばれる機械だけ。
ガレキをつかむ「つかみ機」とか、鉄筋や鉄骨を切る大型のカッター
などについては、法の対象外となっていたのです。
 でも、法の対象外とはいえ、大型で危険なものなんですから、
何らかの資格は持っておいた方がよさそう……ということで、
いわゆる「車両系」と呼ばれる整地用などの重機類の資格を取って
代用していることが多かったわけです。

 長い間、ほったらかしだったのに法整備されたキッカケは東日本
大震災。ガレキ処理のため、東北で多数の重機が運転されたのですが、
人手不足から技量の劣る人も駆り出され、結果、労災事故の増大に
つながっていたのです。
 そういうわけで、今は解体用の重機類もキッチリ法の対象となって
います。

 今回の事故では、作業員がちゃんと資格を持っている人だった
のか、持っているとしても運転経験はどうだったのか……そんな
ことが調査されることでしょう。

 え? 古本屋のオヤジが何でそんなことを知っているのか?

 実は私、解体の免許もっています!(笑)

 車両系の技能講習も受けているので、大型のユンボも運転できますよ。
でも、免許を持っていても、それを仕事で使えるレベルかっていうと
話は別。重機操作にはある程度の熟練が必要ですが、最近はどこの
会社も即戦力を求めて、資格者よりも経験者を求める傾向が強いです。

 ひどいときには、

 重機オペレータ募集。
(資格)運転経験のあること


 ……とだけ書かれている求人広告が、ハローワークに出ていることが
あります。いくら運転経験があっても、資格がなければそれは違法。
だのに、国の機関であるハローワークでそんな違法求人を大々的に
募集しているんですから、労災事故はいっこうに減りません。

 労基署もハローワークも、どちらも厚生労働省管轄。言ってしまえば、
ハローワークで労災の種をまいて、労基署で刈り取るって感じの一種の
マッチポンプ状態になっています。何やっているんだか。

 今は、建設業が順調。アベノミクス効果が表れています。私の地元
でも大型工事が行われているのは、政府の政策と無関係ではないはず。
 真っ当な仕事をしている業者もいる一方で、ずさんな安全管理や
手抜き工事をする業者もいます。事故が起これば、大きな被害を
招きやすいのが建設業。事故が起こった時にだけ動くのでなく、
労基署には普段からきちんと仕事してほしいものです。まずは、
ハローワークの求人を見直したらどうですか?

 それはともかく、先日、友人に言われました。

「ユンボを運転できる古本屋って、珍しいな」

 確かに、そうかもwww
 でも、何の役にも立ちませんね。。。
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