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なぜ、本を読むのか

 読書する理由。本が好きな人にとっては、ごく当たり前の行為。
どうしてと聞かれても、返答に困るかも知れません。そこに本が
あるからだ、ってどこかで聞いたような回答もあるかも。

 学者や作家といった職業でない限り、本を読むのは、趣味の世界。
読みたいときに、読みたい本を、気が向くまま読めばいいわけで、
これといった目的、理由なんていらないのかもしれません。

 エンターテイメント小説は、読む行為そのものが楽しいですよね。
読書家の方の中には、こういった娯楽小説を軽んじる方もいますが、
私はそういったものも立派な人間文化の一側面と考えます。読んで
無駄ってことは、絶対にないと思いますよ。
 新しい知識を学ぶってために、本を読む人もいますね。この場合、
本は知識を得たり、自分の思考を整理するための道具になっています。

 私の場合。やはり、何かを学ぶために読んでいることが多かった
ですね。でも、最近はただ単に楽しむ目的で、娯楽小説を読むのも
好きになってきました。人間、年とともに考え方や嗜好が変わって
いくものなんですね。

 ものすごい読書家で有名な立花隆さんの言葉。

 ……私は書物というのは、万人の大学だと思っている。どこの大学に
入ろうと、人が大学で学べることは量的にも質的にもごくごく少い。
大学でも、大学を出てからでも、何事かを学ぼうと思ったら、人は結局、
本を読むしかないのである。大学を出ようと出まいと、生涯書物という
大学に通いつづけなければ、何事も学べない。

「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」より

 この本の中で立花さんは、時間ばかり食って中身のない本をタイムコン
シューミングな本として批判されています。私はそういう時間の浪費も
時には大事じゃないかって思っていますが…… とはいえ、人生は有限。
限りある生命の中で、読める本の量はわずかしかないのですから、やはり
質の高い本も読みたいですね。
 そう考え、何かを学ぼうとするとき、多くの本を読んでこられた立花
さんのこの言葉は、実に含蓄に富んだものに思えます。

 大学に通う学費のことを考えれば、本の値段なんて安いもの。でも、
本を読むことで、多くのことが学べ、大学に通うようなものだというの
ですから、そのような知的好奇心を満たしてくれるってのは、読書を
する理由として、大きな要素になりそうですね。

 最近は、大学進学率が5割を超えてきました。国民の教育水準が高く
なっているわけで、そのこと自体は大いに結構。しかし一方で、家庭の
経済的事情などから進学を断念する人も少なくありません。
 たとえ大学に通えなくても、書物は平等に学問的成果を読者に与えて
くれます。生涯にわたって本を読む続けるってことは、きっと学歴
以上に人生を豊かにしてくれるものだと思いますよ。古書店主としては、
そんな人生を豊かにする本を、一冊でも多く紹介していきたいですね。
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