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あの日から3年・・・

 大震災から3年が経ちました。大きなニュースになることは
少なくなってきましたが、それでも今なお多くの方が避難生活を
強いられているわけですし、原発事故も収束していません。

 1年前の今頃、私は東北で働いていました。安全祈願のお守りを
買おうと思って、福島県のある神社を訪れたときのことが、今でも
印象に残っています。本殿にブルーシートがかけられ、どうやら
工事中のようです。

 「改装中なんですか?」

 何気なく、神主さんに尋ねました。すると、震災で倒壊してずっと
そのままになっているとのこと。
 驚きました。いくら大きな震災だったとはいえ、まさか倒壊した建物が
2年間もそのまま放置されているとは思わなかったのです。当時の報道
では、原発事故や仮設住宅の暮らしぶりは伝えられますが、ガレキについて
はその処理をどうするかって問題ばかり報じていて、こんな生活圏のど真中
に放置されているってことはあまり伝えられていなかたっと思います。
人手が足らず、なかなか工事をしてもらえないとのことでした。

 また、岩手県も訪れたのですが、そこはもっと震災の傷跡が生々しく残って
いました。ほとんどの建物が倒壊し、それを大型重機がセッセと解体して
いました。本当に何も残っておらず、まるで空襲でも受けたのかと思う光景
でした。大船渡市では、斜面に並ぶ住宅街が印象に残っています。ある程度の
高さより上の住宅はそのまま残っていますが、低いところの家はすべて消えて
いました。津波の到達した高さが、ハッキリと分かります。

 同じ東北でも、私が働いていた宮城県では、随分復興が進んでいるよう
でした。といっても宮城も広いですから、都心部以外は、まだまだ復興が
進んでいなかったのかも知れません。

 あの日から早や3年。古書店なんて、震災復興には何の役にも立ちません。
しかし、震災の記録や防災に関する書物を扱って、今後の大災害に備える
ことには協力できるかもしれません。それが、古書店主としての私にできる
震災に対する取り組みなんでしょう。微力ながら、こういった取り組みを続け、
震災を風化させないことに少しでも役立てたら、と思っています。
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