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買取の記憶

 記憶力に自信がないって話を、以前しました。でも不思議な
ことに、買取に関する記憶は、意外と残っています。自分が
お客さんから買取った本を見た時、

・どこで買ったか
・いくらで買ったか
・他にどんな本を買ったか
・どれぐらいの分量を買ったか

 ……といった記憶は、しっかりと残っているものです。別に
覚えようとしているわけじゃないですが、買取のために身体を
動かしていたら、自然とその記憶が脳にインプットされている
んでしょうね。

 「いくらで買ったか」というのも覚えていますが、端数がある
場合には、そのあたりは少し曖昧な記憶になります。ですから
正確には「いくらぐらいで買ったか」の記憶が残っていると
いうことになります。

 この記憶は大事で、これがいい加減な記憶だと売値を決める
ときに、妥当な価格をつけられなくなります。
 売り出すときはまだしも、長期間売れなくて値引きしようかっ
てときに、いちいち帳簿を見ないと仕入れ値が分からないので
したら、不便で仕方ないですし、曖昧な記憶のまま値引きを行うと
原価割れの危険もあります。 おそらく、仕入値については、
全国どこの古本屋さんもしっかり自分なりに把握されていると
思いますよ。

 これに対して、どんな人から買ったか……というのは、私の
場合、相当曖昧な記憶になる場合があります。リピーターの
方でしたら、ある程度覚えていますが、そうでなければ顔と
名前が一致しないってことはよくあります。
 買取の際に身分確認をキッチリしますからねぇ。別に暗記
しなくても業務に支障ないって頭が勝手に判断しているのかも
しれません。

 でも、売主に関する情報でも、家族構成や趣味、仕事の体験
といった話が出た時には不思議と記憶しているものです。これは
会話のキャッチボールを楽しんだからでしょうか。とにかく、
その方のちょっとした情報が記憶に残るってことはよくあります。

 入ってきた本がどうなったか。この記憶は、本によってバラバラ。
いくらぐらいで売れたって明確に記憶しているものもありますし、
売値を忘れてしまったものもあります。
 ネットオークションで売り出すと、値段がどんどん吊り上り、自分
の予想を超える金額で落札されることがあります。こういう場合は、
自分が価格を決めたんじゃないですから、けっこう記憶はいい加減に
なるみたいですね。

 いくらで売れたかってことは、同種の商品を仕入れる際の仕入れ値の
参考になりますから、なるべくなら覚えておきたいものですが、どうも
このへんは私の頭は優秀じゃないようです。

 長期間滞留していた在庫は記憶に残りやすいものですが、出品して
すぐに売れた場合は、記憶に残りにくいみたいです。あとで販売
記録を読み返して、そういえばそんな本を扱ったこともあったなぁ
って気づいたりします。

 ネット取引だと相手の顔が見えませんので、売った相手の名前すら
覚えないことがほとんど。でも、どのへんに住んでいる方に、どんな
本を売ったかって記憶は残ることがあります。自分が以前旅行で訪れた
場所、友人の住んでいる町。・・・こんなところの方に購入していただく
と、細かい部分まで記憶に残りやすいですね。

 受験時代、暗記にはさんざん苦しめられました。なのに、覚えるつもり
のないことでも覚えたりしていることもあるんですから……人間の記憶の
メカニズムって、ホント不思議だと思います。
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