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蔵書印について

 蔵書印をご存知でしょうか?

 自分の本であることを示すために、持ち主が押した
ハンコ。それが「蔵書印」です。古本屋の目録では、
「蔵印」って省略されたりもします。

 私は、自分の本に名前を書き込んだり、ハンコを押す
って習慣はなかったので、蔵書印を初めて見たときは
驚いたものです。

小学生じゃないんだから……

 って(笑)

 でも、この仕事をして気づきましたが、けっこう蔵書印を
押す方は多いです。貸した本が返ってこない。そんな嫌な
経験が重なって、蔵書印を押すようになってきたのかもしれ
ませんね。

 蔵書印が押されていると、古本屋に売るときに買取額が安く
なることがあります。お店によっては、買取不可にするところ
もあるでしょう。

 蔵書印も、本の書込みやライン引き同様、古本屋にとっては
「汚れ」と同じ扱いです。なるべくなら、蔵書印のない綺麗な
本の方がありがたいですね。
 しかし、蔵書印があっても本として読むのには支障ありません。
当店では、なるべく買取額に影響しないよう査定しています。

 ただし、当店でも大幅減額、あるいは買取不可とせざるを
えない場合があります。

 蔵書印が巻末の1カ所だけでなく、アチコチにベタベタと
押されている場合。こうなると、ひどい汚れって感じなります
ので、値段はあまりつけられません。念入りに小口部分にまで
蔵書印を押される方もいらっしゃいますが、なるべくなら
止めてくださいm(__)m まぁ、どんな風に使おうが自由なんで
すがね……。

 蔵書印の名前が、売主の名前と一致しない場合は、買取不可
とすることが多いです。本当に、その方が持主か分かりません
から。
 意外と多いのが、図書館のスタンプが押された本。借りた
まま返却するのを忘れているってことが、けっこうあります。
さすがにこれは買取れません。スタンプを見せて、返却して
くださいって促すしかないですね。

 もっとも、もともと図書館の本だったけど、廃棄処分された
って本なら、買取は可能です。「廃棄」とか「除籍」って
スタンプが押されていることが多いですね。ただ、買取れる
とはいっても、長年多くの人に読まれた本ですし、スタンプも
押されているのですから、状態は良くないのが普通。買取額は、
それほどにはなりませんが……。

 蔵書印は、過去の持ち主の記録。古本ならではのものですね。
あまり喜ばれるものじゃないですが、本としての価値に変わりは
ないのですから、古書をお求めの際は、そういうものもあるんだ
って気楽な感じで受け取っていただけたらと思います。
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