スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自費出版本の値打ち

 意外と出てくるのが、自費出版された本。最近では一般の
人に自費出版を勧め、それで経営が成り立っている出版社も
あるくらいですから、古本屋が買取査定する際にも、多く目に
して当然です。

 でも残念ながら、自費出版の本に、それほど高額な値段を
つけることはできません。立派な装丁、立派な内容の本も少なく
ないですが、それでも市場価値は高くありません。売れるのは、
ごくわずか。需要に対して供給量が圧倒的に多いですから、
古本屋の中には買取不可にしているお店もあります。

 だいたい自費出版というのは、一種の自己満足の部分があり
ます。出版して世に出すってことが目的になっていて、売れるか
どうかなんて二の次。売るためにプロが作った本じゃないのです
から、評価が低くなるのは仕方ない面もあります。

 実際、出回っている自費出版本の大半はアマチュアレベルの
本。学術的なものでも資料や考察が不足していたり、文芸書でも
内容がお粗末だったり、趣味の本に至っては完全に自分だけの
世界に浸っていて、読者がついていけないってのはザラです。

 とはいえ、中には立派な本もあります。地元の郷土史家の中
には、学者よりも詳しいって人もいます。そんな人がまとめた
本などは、実によく出来ていて時には市場価格も、そこそこ
高くなっていることがあります。

 自費出版は無名な人たちが書いたっていう点では共通しますが、
その中身は玉石混交。でも不思議なことに、どんなに無名な人で
あっても、しっかりした本を書き上げていれば、やがては売れて
いくものです。

 だから自分の渾身の力を込めて書き上げた本を、自費出版する
―それは、悪くないと思いますよ。
 たとえ今すぐ世に認められなくても、本当に良いものならば、
決して歴史に埋もれることなく、いつかは正当な評価を受ける日が
来る。私はそう信じていますし、そんな山とある自費出版の中から、
後世に伝えるべき素晴らしい本を探し当てるお役にたてれば……
そう思っています。ま、なかなかそんな出来のいい自費出版本には
出会えませんけどね。。。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。