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本の邦題

 海外の本が日本で出版されるとき、どのような題名で出版されるか
ってのは、けっこう大事なことと思います。

 先日、書店で「車輪の下で」という本が平積みされているのを見て、
違和感を感じました。ヘルマン・ヘッセの代表作ですが、「車輪の下」
ってタイトルに馴染んでいたもので、このタイトルが奇異に思えたのです。
「車輪の下で」って訳の方が原題の意味に近いのでしょうが、納得いき
ません。

 中学時代、文学史の授業で教わった時には、「車輪の下」という
タイトルでした。物語の中身が訳者によって色々な表現になるのは
仕方ないにしろ、せめてタイトルぐらい統一してほしいものです。
ややこしいですから。
 ちなみに、「車輪の下で」という本は数年前から出ていますし、
「車輪の下に」とする訳もあります。このような邦訳のバリエーション
について、私が不勉強だったから混乱しただけのことなんですが、
それにしても、わざわざこんなマイナーチェンジをしなくてもいいと
思うんですが(笑)

 そういえば学生時代、ニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」
って岩波文庫の邦題について、友人と議論したことがあります。新潮の
「ツァラトストラかく語りき」の方が良かったというのです。同感です。
何か、その方が趣がありますからwww
 「赤毛のアン」だって、今さら「グリーンゲイブルズのアン」と
訳されたら、もはや別物って感じがしますよね。「ああ無情」と
「レ・ミゼラブル」はどちらも通用しますが、やはりややこしい。

 どっちでもいいと言えばそれまでですが、慣れ親しんだ呼び方がある
人間にとっては、海外の本の翻訳は、そのタイトルから注意しなきゃダメ
・・・そういうお話でした。
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