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某牛丼チェーン店にて

 某牛丼チェーン店で、昼食を食べました。

「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ」

 丁寧な言葉づかいですが、牛丼を持って来たそのバイト
店員。全然、こっちを見ていません。混雑している時間
だったので、次のお客さんに提供する牛丼が気になった
ようで、厨房に戻りながら、こちらを見もせず言葉だけ
マニュアル通りの対応。

 別にファーストフードの牛丼店で、高級フレンチ店の
ような接客を、期待しているわけではありません。でも、
素っ気ないにも程があるってもんです。そこまで心の
こもっていない接客なら、むしろ無言で丼だけ提供される
方が気持ちいいです。

 まぁ私も牛丼店で働いていた経験がありますから、気持ち
は分かります。忙しいですものね。きちんとした対応なんて、
できませんよ。でも、やっぱり不愉快ですね。こういう
接客は。

 そういえば、学生時代の友人は絶対に牛丼チェーン店で
食事しなかったですね。あの雰囲気が嫌だというのです。

 ブロイラーみたい!

 って。確かに、牛丼店のカウンターって、養鶏場のエサ
やりに雰囲気が似ていますよね。狭い席で肩をぶつけなが
ら、ただ単に栄養源の食事を腹に詰める……。食事を楽しむ
とか、優雅な時間を過ごすとか、そんな文化的活動とは
無縁。さびしいですね。

 忙しい現代社会。ファーストフードで食事をとるってこと
も、ある程度は仕方ないことです。速くて、安いってのが
売りのファーストフード店に、文化的要素を求めるのは、
無茶な要求ってこともあるでしょう。

 でも、やはり私たちは人間です。お金がない、時間がない。
だから仕方なく牛丼店ってことはあっても、人間をまるで
ニワトリのように扱うああいったチェーン店で、積極的に
食事したいって思うようになれば、人間の尊厳のもっとも
大事な部分を失っている気がします。

 学生時代の友の言葉を思い出し、これからは牛丼店で
食事するときは、歯を食いしばり、社会の底辺で蠢きながら
必死にもがいている。だけどニワトリ扱いしかしてもらえ
ない……そんな屈辱感をしっかり胸に刻みながら、涙して
牛丼を食べようと思います。
 って少し大げさかな(笑)
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