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結城浩「数学ガールの秘密ノート 丸い三角関数」

 お薦め本、紹介。

 結城浩「数学ガールの秘密ノート 丸い三角関数」

 人気小説「数学ガール」シリーズの別シリーズとしてスタートした「秘密
ノート」シリーズの最新刊です。「数学ガール」本編では、フェルマーの
定理や、ゲーデルの不完全性定理など、かなりハイレベルな話題を扱って
いましたが、「秘密ノート」シリーズは中学レベルの数学を話題に取り上げて
いました。

 ところが・・・この最新刊では、とうとう中学レベルを卒業。三角関数とある
ことからも分かるように、高校レベルに入ってきました。今後も、高校レベルの
テーマを扱うのか、それとも中学レベルの数学をもっと深く突っ込んで研究
するのか・・・・・・次回作がどうなるのか分かりませんが、さすがに中学レベル
限定だと、面白い物語にするのも限界だったのかもしれません(^^)

 もっとも、数学嫌いの方もご安心を。高校レベルといっても、退屈な授業の
ような進め方ではなく、どうなるのだろう? ってワクワク感を感じさせてくれる
演出になっていますよ。

 お薦めは、第4章。アルキメデスが行った方法で、円周率を求めます。円周率
=3.14・・・ってのは小学生で習うこと(一時期、ゆとり教育の世代は円周率を
3と教わったそうですが)。でも、その小数点以下たった2ケタ求めるだけで、
随分苦労するってことを学びます。

 本書「あとがき」からの引用。「丸い三角関数」っていう本書の副題について
語った部分です。

 「三角」関数なのにどうして「丸い」のか、考えていただけたでしょうか。

 ・・・何も考えなかった(笑) いけませんね、何事にも「どうして?」「なぜ?」
って問いかける疑問の心を失ってはwww こういった筆者の挑戦的(?)な
表現からも分かるように、この本はしっかり何かを考えてみたいって人向けの
本。私はパラパラって読んだだけですが、紙と鉛筆を用意して、じっくりと式や
グラフを実際に手を動かしながら確認していくと、もっと楽しめるかもしれません。

 ぜひ、ご一読を。
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