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大正時代の参考書

 お昼頃、教科書の話題を取り上げたので、それに関連して参考書の
話を。

 数年前に、大正時代の学習参考書を扱ったことがあります。科目は
国語の現代文。今の中学・高校生ぐらいの年代を対象にした本で、
普段の学習だけでなく、受験にも対応している参考書でした。

 最初の方のページは、試験問題の形式の解説。語句の意味を尋ねる
問題、大意を要約させる問題、作者のいいたいことをまとめさせる問題
……こういった問題形式があるよって丁寧な解説がされています。

 その出題形式を見ても、時代を感じさせます。今の入試では、マーク
シート方式が幅を利かせていますが、当時はすべて記述式。問うている
内容も、興味深いです。ズバリと本質を問う。直球勝負の問題。文章が
理解できれば解ける。つまらないヒッカケもないけれど、小手先のテク
ニックも通用しない。そんな問題です。よく見かける空欄補充なんて
問題も、なかったですね。

 今の時代の入試問題から比べれれば、随分とシンプル。だけど、決して
簡単な問題ではありません。難解な文章がズラズラと並んでいるんです。
「現代文」という科目ではあっても、その文体は漢文調のもの、擬古文的
なもの、馴染みにくいものが多く、当時の受験生は本当にこの本を
読んでいたのか、ってちょっと信じられない気分になります。

 それに比べれば、今の受験生は幸せです。随分と分かりやすい参考書が
出ていますし、何より、教わる文章がそこまで難解なものはありません。
「舞姫」ぐらいじゃないですかね、今の日本語でサッパリって文章は。

 でも、習う文章が分かりやすいからって、いいことばかりとは限りません。
青春時代に、ガッツリと難解な文章を読みこなす読解力を身に着けておけば、
生涯にわたって実りある読書生活が約束されるんじゃないかって思うのです。

 私は、世間一般の人に比べれば、そこそこ本を読む方だとは思いますが、
それでも大正時代の学生ほど勉強していたかって考えると、まったく
自信ないです。ホント、昔の人は偉いですね。。。

 でも、ひょっとしてあと100年もすれば、その時代の国語の教科書は今より
もっと簡単になっていて、ツイッターなどの短い文面ばかり採用されて
いたりして(笑) ・・・ってことは、そんな時代の学生だったら、

「ロビンって人は、ブログで長い文章を書いて
いたから、よく勉強していたんだな~」


 ……なんて思ってくれるかな? www
 大正時代の学生に負けぬよう、そして未来の学生に尊敬されるほど、
しっかりと勉強していきたいものです。

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