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小道具としての古書

 NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」。このドラマの中で、主人公の
安東はなが、教会の本の部屋に入り浸るシーンが時折出てきます。古書店主
としては、ついそれらの本に目を向けてしまいます。 年代物の本が多数並び、
雰囲気を出していますね。

 他にも、このドラマの中では、シェークスピアの劇を演じたり、立派な英語の
辞書が出てきたり、主人公の作った物語が入選して雑誌に掲載されたり、
友人が歌集を出版したり・・・と、要所要所で本が重要な役割を担っています。

 こういった、ドラマを盛り上げるための小道具としての本に注目してみるのも、
ちょっと変わった楽しみ方かもしれません。厳かな教会の部屋に並ぶ本が、
真っ白でピカピカなソフトカバーの本だったら、やっぱり雰囲気出ないですもの
ね。それに、当時の本の装丁と、現代の装丁とでは異なりますから、以前、
お話した「時代考証」の点からもおかしいってことになりそうです。

 ドラマだけではありません。バラエティ番組、報道番組・・・様々な番組の舞台
セットして本が並べられることはあります。
 関西の人気番組「探偵!ナイトスクープ」では、よ~く見ると顧問の席の後ろ
あたりにハードカバー本が少量ですが並んでいます。タイトルも読めませんし、
本当に本なのか、背表紙だけ作った「本に見せかけた小道具」なのかは、判別
できませんが・・・。この番組の舞台セットのコンセプトは、シャーロック・ホームズ。
「探偵」という番組名からの連想なんでしょうwww アンティークな家具の中に
混じって重厚感ある本が並んでいると・・・なるほど、ホームズのような知的な
空間が演出できています。

 番組の本筋とは全く関係ない部分ですが、こういった小道具としての古書を
見ることで、番組スタッフの意気込みを感じることができる場合もあるかも
しれません。たまには、そういった部分にも目を向けてみてはいかがでしょう?
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