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深見弾 編・訳「大笑い! ソ連激烈ジョーク集」

 ペレストロイカの話をしたついでに、本の紹介。

 深見弾 編・訳「大笑い! ソ連激烈ジョーク集」

 ソ連が崩壊した直後に、我が国で出版された本です。タイトル通り、ソ連で
流行していたというジョークを集めた本。時代背景が分からないとチットも
面白くないものも含まれていますが、何となく時代の空気を味わうにはいい
本かもしれません。

 ただ残念なのは、既に絶版になっているということ。でも、古書店を探せば
見つかると思います。数年前は、2,000円ほどで売り出されていましたが、
今はどうしたことか価格が暴落し、500円台で売り出されています。状態に
こだわらなければ、比較的安価で入手できますよ。

 この本に載っているジョークからいくつか紹介。

 (社会主義の六つの奇跡)
一、失業はないが、働いているものがいない。
二、働いているものがいないのに、すべてのものが給料をもらっている。
三、すべてのものが給料をもらっているのに、それではなにも買うことができない。
四、なにも買うことができないのに、誰もがなんでも持っている。
五、誰もがなんでも持っているのに、すべてのものが不満をもっている。
六、すべてのものが不満をもっているのに、選挙のときには体制側に票を入れる。

(人類誕生の地)
「アダムとイヴはどこで生まれたか?」
「もちろんソ連ですよ。素足、裸、二人で一個のリンゴしかなくても、天国にいる
みたいに幸せだと思っているんですからね、彼らは」


 まったく異国の我々から見れば、これらのジョークはハハハって笑えますが、実は
当のソ連ではけっこう命がけ。迂闊なことを言えば処罰される危険もあったわけ
です。それでも、どんなときも人は苦しい生活を「笑い」にして乗り越える。この本を
読むと、そんな人々の逞しさ、したたかさ、権力に対する反骨精神を感じることが
できます。

 ロシア語の勉強にはまったく役立ちませんが、興味のある方は、ぜひ一度読んで
みてください。
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