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古本屋の儲け方の構造

 古本屋というのは、お客さんから買取った本を、別のお客さんに売る
ことで利ざやを稼ぐ商売。言葉は悪いですが、安く買いたたいて、
高く売りつけないと成り立たないビジネスなわけです。

 どんな商売でも、利益の計算方法は単純。その会計期間中に発生した
収益から、期間中の費用を差し引いて求めます。古本屋もこの点は同じ。
小難しいことを言っているように思えるかもしれませんが、すごくシンプルで
古本屋が儲けるためには、次の2つの方法のいずれかしかありません。

・売上を伸ばす
・費用を削る

 売上を伸ばすことが「儲け」につながるというのはイメージしやすいはず。
実際にお金が入ってくるわけですから。でも、古本屋の儲けの構造には
もう一つの道があって、それが費用を削ること。
 もっとも、これは古本屋に限ったことではありません。どんなビジネスでも、
費用を削ればその分儲けの拡大につながります(ただし、削り過ぎた結果、
収益が落ち込むって場合は話は別。人件費を削りたいからといって、営業
担当者を全員リストラしたら、その会社の製品を売り込みようがなくなります
よね)。

 費用を削ったからといって、お金が入ってくるわけじゃありませんので、
「儲け」につながるってイメージがしにくいですが、入ってくるお金は同じでも
店から出ていくお金が減ります。だから、店に残るお金が最終的に増えて
儲けにつながる・・・こういう理屈です。
 会社勤めをしている方は、上司の方に、電気をこまめに消すようにって
叱られた経験をお持ちの方も多いはず。そのような小さな行為の積み重ね
が、最終的な損益に大きく反映するから、上司はそういうわけです。

 さて、ここまでお話すれば、勘のいい方はもうお分かりのはず。古本屋は、
お客さんから買い叩けば叩くほど、利益が出る仕組みになっているのです。
その分だけ、仕入費用が減るわけですから。

 が、しかし!

 これは、会計上の理屈。商売って、そんな単純なものじゃありません。
ヨソの店で高額で買取る品を、ウチの店が安く買い叩いていれば、悪い
評判を招いて、誰も本を売ってくれなくなるかもしれません。そうなれば、
商品を仕入れるためには、大規模な広告を出す必要が出てきて・・・

 あれれ? 費用削減のために買い叩いたはずなのに、仕入費用が
広告費用に名目が変わっただけで、費用が減っていないぞ! ってこと
にもなりかねません。どうせ費用を減らせないなら、評判を落とさないよう、
誠実買取に努めた方がいいですよね。
 お客さんから安く買い取って儲けが出ても、それは一時的なこと。長い目で
みれば、適正価格で買取るってのが、一番儲けにつながる気がします。

 でも、なかなかその「適正」の判断が難しい。自分が勉強不足ってこともあり
ますし、売上不振の際には仕入額を減らしたいな~なんて煩悩が浮かんで
くることもwww 素早い動きをジャッジするサッカーの審判も大変ですが、ジッと
止まったままで何も語ってくれない古本を査定するのも結構、難しいものです
・・・ナンテネ(笑)
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