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ガッカリする発見

 いくらプロとはいえ、古今東西の本すべてを知っているわけでは
ありません。見たことない本に出会ったり、有名作家の無名な
作品に出会ったり、日々、新たな発見があるものですよ。

 まだまだ学ぶことの多い新参者ですので、新たな発見のあるたび、
古書の世界の奥深さを痛感しています。ちょっとしたことでも、新しい
発見があると嬉しいもの。ですが、ガッカリする発見というのもあります。

 この商売を始めて間もない頃の話。珍しい本に出会いました。状態も
いいですし、そこそこの売値が期待できそう。というわけで、買取額も
奮発しました。

 ところが!!

 ある日、古書市を訪れてみたら、その本がアチコチの本屋さんで売られて
います。しかも売値は200円。苦手なジャンルの買取でしたので、自分に
とっては珍しい本だと思ったのですが、実際はありふれた本で、価格も
そこまで高くはなかったのです(>_<)

 綺麗な本を買い取ったと安心していたら、実はその本の函が欠けていた
ってこともありました。あまりにも綺麗な本だったので、それが函付の本
だと気付かなかったのですが、これもヨソの古書店さんで函入りの状態の
ものを見かけましたから、もともとは函があったのに紛失してしまったものの
ようです。こうなると、「難アリ」として売らなくちゃいけませんから、売値は
大きく下がります。

 売った後で、函がなかったってクレームにつながることを思えば、函ナシで
安く売り出せてラッキーて思わなくちゃいけないのかもしれませんが、何も
していないのにある日突然、一気に在庫価値が下落したのですから、
気分のいいものではありませんね。。。

 絶版になった人気本が出てきたと思ったら、最近、復刻版が出て古書価が
下落しているってことを知ったこともありました。もう少し早く売り抜けていれば、
そこそこの利益が期待できたのに、今となっては買取額も回収できるかどうか
・・・・・・。

 でも、それもこれも、自分の勉強不足が原因。しっかりした知識を持って
いれば、買取の段階で評価額を見誤ることはなかったわけですし、売り出す
時期も適切に判断できたはずなのです。

 何事も日々勉強。新しいことを知ってガッカリすることも多いですが、そんな
失敗を繰り返しながらも、コツコツと古書店主として成長していきたいものです。
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