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京都の市に参加して

 昨日は、京都の業者市に参加。古書組合は、とにかくどこかの都道府県で
入っていれば、全国どこの市にでも参加できるってことになっています。
というわけで、同じ関西圏だし、京都へ行ってみたわけです。

 事前に得た情報では、京都では硬めの本が好まれるということ。この場合の
「硬め」ってのは、装丁がハードカバーで硬いっていうよりも、その内容。学術書、
専門書系統の本で、内容が難しいものも人気があるというのです。

 京都には、実に多くの大学、短大、専門学校があります。それだけ勉強熱心な
学生や研究者が多く集まる街ってことで、内容もそれなりに充実したものが求め
られるのでしょうね。大阪の業者市では、たいていの場合、硬めの本は敬遠されて
いますから、土地柄として面白いなぁって思いました。
 また古都として多くの観光客で賑わう街でもありますから、京都の歴史書や、
伝統工芸の本など、ぶらりと店に立ち寄った観光客が衝動買いするって需要も
あるかも知れませんね。

 京都の業者市の入札方式も、基本は大阪と一緒。一番高値を付けた人が
落札できるわけです。でも、少し独特の方式で運営されています。

 希望金額を紙に書いて、封筒に入れるってところまでは同じ。でも、置き入札と
違って、皆がテーブルに座り、商品そのものを回転寿司のように順々に回して
いきます。「まわし」って言います。で、回されてきた商品を見て「いいな」って
思ったら、そこで入札。

 この方式は、目の前で一点、一点、商品を吟味できるってメリットはありますが、
下流の人ほど有利になるってデメリットもあります。というのも、下流の人は封筒の
入札用紙がどれくらい入っているかで人気商品かどうか知ることができ、競争相手が
多そうだと判断したら、大胆な金額を書き込み、さほど相手がいないと思ったら、
少ない金額で勝負するって駆け引きができるからです。

 しかし、「振り」の場合でも、振り手の近くの席の方がよく商品が見えるわけですし、
どんな入札方式も一長一短。完璧な方法ってのは存在しないものなんでしょう。
それに、自分の想定した金額以上の支払いを求められるってこともないわけです
から、あまり他人の入札動向は気にせず、自分の信じた額を記入するようにするのが
一番だと思います。

 昨日の結果。・・・残念ながら、一点も落札できませんでした。自分としては、けっこう
頑張った金額を記入したつもりなんですが、全然、勝負になりませんでした(>_<)
私の店の売値をはるかに上回る額で入札されている方もいらっしゃって、う~ん・・・
本当にそれで商売になるのかな? って疑問に思ったくらいです。

 ただ、先ほどもお話ししたように、京都には学生、研究者が多いですから、自分の
店の馴染みのお客さんの中に、そういった人たちがいて、その人たちの好みを
しっかり把握していれば、「売れる」って自信があって、大胆な買取価格が実現できる
のかもしれません。この点は、顔の見えないお客さんばかりを相手するネットショップの
弱点かも知れませんね。

 昨日のような相場だと、新規開業のお店が仕入するには、ちょっと厳しいかも。でも、
いい商品がいっぱい出ていましたので、店の看板商品が欲しいってときに、思いっきり
張り込むってのは、いい作戦かもしれません。昨日は落札できませんでしたが、また
訪れてみたいと思います。
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