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西村京太郎の本

 よく出てくるけど、当店ではなかなか売りにくい本の一つに西村
京太郎の本があります。人気作家ではありますが、多数出回って
いることと、もともとの価格が安いこともあって売値はそんなに高く
できません。ネット販売の場合には、送料の負担もあります。

 というわけで、ドサッと束にしてまとめ売り。送料別で100冊
2,000円とかそれぐらい。それでも、なかなか売りにくいってのが
本当のところでした。ちょっと読みたいなって人には、100冊も
あってもかえって邪魔なだけ。だったら、定価で新刊を買った
方がいいやってことでしょうね。

 でも、先日行った業者市では、けっこう人気のある商品でした。
業者市に来る古本屋さんは、自分の店に来るお客さんの好みを
把握しています。棚に西村作品が並んでいたら売れるって
判断をしたら、重複を恐れず積極的な買付をしますね。

 お客さんの好みによって、業者市での反応も変わってきて、西村
作品が売れるからと言って、山村美紗や赤川次郎が売れるって
ものでもありません。ミステリーなら何でもOKってわけじゃなく、
お客さんの好みが分かれるところなんでしょうね。

 お客さんの傾向によって業者市での相場も変わってきますが、
これはあくまで過去の取引価格を参考にした経験上の適正額。
売れる本は高く取引され、売れにくい本は安くなるってだけの
ことで、作家の優劣で値段が付いているわけではありません。
しかも「売れる」「売れない」は、お客さんの好みで決まるわけ
ですから地域差もあり、別の地域に行けば、西村京太郎よりも
赤川次郎の方が人気があるってこともありえます。

 そう考えると、やっぱり古本の取引相場ってのは、相当に曖昧
なもの。ケースバイケースで大きく変化するものなんです。やや
こしいといえば、ややこしい。面白いといえば、面白い。そんな
ものだと思っています。
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