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サルでもわかる・・・

 複雑化した現代社会。先端技術にしろ、法制度にしろ、政治問題に
しろ、専門家以外にはチンプンカンプンってことも多いはず。多くの
学問分野が誕生し、それだけ人類の知識は幅広いものになってきて
いるのですが、一人の人間がその全てを把握するってのは、到底
無理な話。

 かつては、その時代の知識の大半を吸収してしまうような、優れた
頭脳を持つ大天才がいた時代もありました。レオナルド・ダ・ヴィンチや、
我が国の例では南方熊楠なんかがそうですね。

 でも、現代では、なかなかそんなことはできません。総合的な知識
よりも、個別具体的な専門知識が重宝される時代。ジェネラリストよりも
スペシャリストが求められる時代ともいえるでしょう。

 とはいえ、一人の人間として、やはり人類の文化遺産は少しでも
吸収したいもの。そこで、そこまで専門的な学習はしなくても、入門
レベルのことぐらいは学びたいってニーズはあるもので、そういった
人たちに向けて独学用の入門書も多数出版されています。

 「~入門」とか「よく分かる~」ってタイトルが付けられているのが多い
ですね。親しみやすいタイトルで敷居を下げる努力がされています。
人間、極力、楽をして成果を上げたいもの。「よく分かる~」ってネー
ミングたと、簡単に学習できるように思えて、人気が出るんでしょうね。

 でも、いくらタイトルで「簡単です」って謳っていても、学ぶべき事項が
難解なんだったら、結局は自分のアタマのレベルの問題。さっぱり
分からないってことも多いものです(>_<)
 まぁ入門書のタイトルなんて、誇大広告のオンパレード。あまり真に
受けないことです。

 「3日でマスター」って書かれても、本当にマスターするには1か月は
かかるものですし、「らくらく」ってあっても、読み流すだけでなくしっかり
習得しようって思ったらノートを取ったり、表にまとめたり、決して楽な
作業じゃありません。

 ひどいものになると「サルでも分かる」・・・とか(笑)

 本当にサルでも分かる内容の本なのに、一所懸命読んでさっぱり
理解できなかったらへこみますよねwww 

 学問に王道なし。入門書のタイトルを鵜吞みせず、大きな学問成果を
上げようと思ったら、それなりに苦労が必要だということを肝に銘じて
おくべきでしょうね。多数出版されている入門書を否定するつもりは
ありませんが、そういった入門書で、専門書を読んだのと同じくらい
思索を深められるって考えるのは、・・・ちょっとムシがよすぎるって
思いますよ。
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