スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜ安いのか?

 本日は、金額が折り合わず買取不調ってのが1件ありました。最近は、
すんなり査定額を了承いただけることが多かったのに、残念。

 金額が折り合わなかった理由は簡単。向こうの思惑と、こっちの買取
希望額にあまりにも隔たりがあったからでしょう。もちろん、向こうから
すれば、こっちの買取額があまりにも安いってこと。

 でもね~。金額が安いのには、それなりの理由があります。ちょっと
ここで、どういった場合に古本の買取額が安くなるのか? ってことを
ご説明したいと思います。近所の古本屋を訪れたけど買ってもらえ
なかたっとか、あまりにも安い値段だったって人は、必見! この
記事を読んでいただいて、ご自身の事例に該当しないか、チェックして
みてください。

★商品価値に問題がある場合:
 ・・・ 売ろうとしている本の商品価値に問題がある場合は、買取不可
 ってなるか、かなり安い値段になるのが普通です。だって、売れないん
 ですから。こういう品は、買いたくないってのが古本屋の本音。当店は、
 なるべくお値段をつけるようにしてはいますが、店によっては絶対に
 買わないってお店も多いです。

  商品価値に問題があるってのは、要は不人気商品。なかなか売れない。
 売れても、高く売れない。・・・こういう品は、棚に置いておくだけでスペース
 の無駄。なるべく仕入れたくないものです。

  随分昔に流行った文芸書、歯抜けの全集もの、百科事典、古すぎる実用
 書類・・・などなど。こういったものは、まずたいした値段にはなりません。買取
 不可の場合も多いです。たとえ新刊で、随分な高額で購入したとしても、今
 現在の市場価値が低い以上、古本屋はその売値を基準に査定するから、
 仕方のないところです。

★状態に問題がある場合:
 ・・・ 本の状態が芳しくない場合には、やはりお値段は低くなります。ヤケ、
 書込み、汚れ、落丁……などなど。あまりにも状態がひどいと、買取不可って
 されることも多いですね。

  ちゃんとした本の中に、こういった状態の悪いものが1冊でも混じっていると、
 格段に印象は悪くなります。「かなり状態が悪いんじゃないか?」って先入観で
 見てしまうからでしょうね。

  お売りになる本が少量の場合には、本の状態を1冊ずつきちんと見定めるって
 のも可能ですが、大量に売却される場合には、要注意。状態の悪い本の印象に
 流され、綺麗な本も厳しめの査定になってしまうこともありえます(実際、私は業者
 市に出品した際に、そういった心理要素が働いたんだろうな~って思われる事例を、
 いくつか体験しています)。

  プロとはいえ人間なんですから、錯覚、勘違いってのはつきもの。査定額を下げたく
 なければ、状態の悪い本はご自身で処分されるか、もし売ろうとする場合でも、コンディ
 ション別にまとめて古本屋に注意を促せば、不当に安く見積もられることはないと思い
 ますよ。たまっているホコリをひと掃いするするってのも、好印象につながります。

  以上が、取引される「本」に問題がある場合。でも、安くなる原因はこれだけじゃあり
 ません。取引する「人」に問題がある場合もあります。

★古本屋に問題がある場合:
  悪徳な古本屋でしたら、なるべく買い叩いてやろうって人もいるかもしれません。
 でも、そうじゃなくても安い金額を提示してしまうのは、およそ次の2パターンが
 考えられます。

 その1:古本屋に、その本の価値についての知識がない
 その2:その本が、その店の主力商品じゃない(=専門外)

  知識がなければ、どうしようもありません。猫に小判状態www その本が、その
 店の専門外の場合も同じ。「コイツ、物知らないな」って思ったら、そのお店で売るのは
 辞めた方が無難ですね。ただし、ここでいう「知識」とは、あくまで取引相場の知識の
 こと。本の内容の知識は、そりゃ実際に読了した持主の方があるに決まっています。

★売主に問題がある場合:
  同じ金額を提示しても、高いと思う人もいれば、安いと思う人もいる。安く思える
 ってのは、主観的な問題なんです。実は、安いと感じるその受け取り方自体が
 間違っているって可能性も高いものです。

  私たち、古本屋は日々、古書の取引をしますから、たいていの本は、パッと一目見て
 だいたいの売値は見当つきますし、じゃあいくらで仕入れようかってのも判断できる
 ものです。でも、本を大事に保管してきた人の中には、本をため込むばかりで、古本屋
 で売ったことがないって人も多いもの。そういう人は、実際の古書の取引相場を知り
 ませんから、随分安いって感じるものです。

  実際、過去のお客様で、こういう方がいらっしゃいました。最初のご訪問日には、金額が
 折り合わず手ぶらで帰ったのですが、その後何軒か古本屋を呼んでみたところ、 結局
 どこも同じようなものだったので、一番マシだったウチにやっぱり依頼しますって来たの
 です(笑) 正直なところ、こういうのは二度手間なので勘弁してほしいんですが、まぁ
 同業者に競り勝ったので、誠実買取の宣伝になるかなって考えることにしています。
 ただし、査定額はその後の事情で変動する場合もございますので、あらかじめご了承
 ください。。。

  もう一つ、売主側の問題点。それは、高圧的な態度って場合。今日のクソジジ・・・
 いやいや、今日のお方w も、そんな感じの人。「売ってやるぞ!」スタンス。そりゃ、仕入が
 なけりゃ商売できないんですから、売ってもらえるのはありがたいこと。でもね~、そんな
 高圧的な態度で来られちゃ、こっちも人間。買いたくなくなるってもんです。それに、そういう
 高飛車な態度の人ほど、たいした本を持っていないwww

  売っていらんよ、別に!!

  って言いたくなります。それでも、ヨソで買取る本をウチが引き取らないってなったら、
 印象悪いですから、仕方なく買取額は提示。それで納得するなら、ニコニコ営業スマイル
 で買取手続を淡々と進めるだけですが、グダグダ言われると、あ~もうダメ!! 値上げは
 おろか、買取る気力もなくすってもんです。どうせそういう人は、高値を支払っても感謝して
 次にまた頼もう! とはならないものですし、安値で取引しても、結局不満が募るだけ。
 だったら、コッチも要らない本は引き取る義理はないですし、1円も支払わない方がいい
 ってもんです。

  ・・・どうでしょう? 安い買取額。本に問題がある場合。店に問題がある場合。売主に
 問題がある場合。当てはまる部分がないか、チェックしてみてください。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。