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古本屋の読書量

 本が好きだから、古本屋になった。・・・そういう人は多いものです。
でも、いざ古本業を始めると、何だかんだと忙しくて、全然本を読む
時間がない・・・そう嘆く人も多いもの。かくいう私も、ここ数カ月
明らかに読書量が落ちてしまっています (>_<)

 古本屋に必要なのは、その本の市場価値の知識であって、本の
内容を知らなくても商売はできる。・・・そう豪語するお店の方も
いらっしゃいます。

 確かに、インターネットや即売会を利用して本を売るのでしたら、
お客さんとのコミュニケーションもほとんどなく、その本の知識を
披露する必要もないはず。適切な価格で値付けさえできれば、
まぁそれなりに仕事はできるはずです。

 でも、やっぱり古本屋は本の知識があってナンボ・・・とも思います。
その本の著者はどういう人物なのか、他にどんな著作があるのか、
交流の合った人たちはどんな人なのか・・・1冊の本を取り上げて、
こういった周辺知識がポンポンと頭に浮かんでくる古本屋さんって
ホントすごいって思います。しっかり勉強しないと、なかなかそこまで
知識が蓄積できません。

 こういったウンチク的な知識は、知っているからといってすぐに儲けに
つながるわけじゃないですし、知らなくても売り上げが落ちるわけでも
ありません。でも、そういう色んな事を知っている古本屋というのは、
それだけ本に接してきたってわけですから、いわば古本屋の「格」を
表現するって部分があります。

 実際、ベテランの方々の知識はすごいものがあります。といっても、
ご本人は勉強しているつもりはなく、本を読んでいたら知らぬ間に
知識が身についていたって感じなんでしょうね。その知識をひけらかす
こともしませんし、知らない人を馬鹿にすることもありません。その
姿勢は、新参者の私から見て、大いに学ぶところがあるものです。

 本が好きなのに、なかなか本を読む時間が取れない。・・・このジレンマ
に遭遇した時、古本屋の取るスタンスは2つに分かれます。

 1つ目は、仕事をセーブして読書時間を確保するタイプ。そんなにアク
セクと働かず、そこそこに仕事をして、なるべく読書時間を確保したいって
考えるわけです。私もこのタイプ。今は慣れていないから忙しく感じて
いますが、ある程度慣れてきたら、もう少し読書時間は確保できるはず
って信じて、今は頑張っているところ。

 でも、忙しいのはいいことだ。商売が繁盛することだ、って考えて、
いっそう仕事に熱心になるタイプの人もいます。

 若い時には本を読んでいたけど、今はもう・・・

 案外、そういう古本屋さんも多いもの。そりゃ商売なんて、時代の変化で
どう売れ行きが変わるか分からないもの。稼げるうちに稼がなきゃって
発想で、仕事のあるうちにしっかり本を仕入れて、本を売ろう! って
考えるのも無理からぬことです。

 まぁどっちのタイプがいいかっていうのは、各人の生き方の問題なので
人それぞれではあると思います。でも私は、なるべく本を読み続けられる
古本屋でありたいと思います。読書の魅力を語る。いい本を世に広める
・・・それも、当店の目指すところ。そのためには店主自ら、日々勉強
しなくちゃ説得力に欠けるだろうって思うからです。ま、なかなか難しいん
ですけどね。。。
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