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棚を作る

 棚を作ることは、古書店主にとって最も重要な仕事の一つです。
といっても、トンカントンカンと日曜大工で本棚を組み立てるって
話ではありません。店の棚に並ぶ本の質を向上させていくこと……
このことを、私は「棚を作る」って表現しています。「育てる」
とか「鍛える」って表現をする人もいるみたいです。

 店の棚は有限のスペース。そこにどんな本を並べるかで、店主の
個性、力量が分かるというもの。それほど広くない店でも、良質の
本が取り揃えられ惚れ惚れするような本棚を見せてくれる店もあれば、
ほとんど市場価値のない本を雑然と並べてゴミ屋敷のようになって
いる店もあります。

 古本屋を訪れたときは、「いい本があるかな?」ってのも気になる
ところですが、棚の充実っぷりを楽しむようにもしてみてください。
棚を見れば、その店がどういう商品に力を入れているかが分かります。
やはり、ここにも店主の経営哲学みたいなものが現れるんですね。

 私の店の棚は・・・残念ながら、まだまだですね。中には珍しい
本もありますが、老舗の古書店さんの棚と比べると、貧弱さを感じず
には、いられません。

 蔵書の質は、その店の歴史でもあります。いわゆる看板商品がいくつも
ある店は、それだけ長い歴史があるものです。私の店は歴史が浅いのです
から、今は棚が貧弱なのも仕方ありません。コツコツと棚を作っていきたい
と思います。
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