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棚荒らし

 棚を作る……歴史の浅い古書店主は、少しでもいい品を並べようと
セッセと頑張ります。でも、「作る」人がいる一方で、「壊す」人
たちもいます。

 「棚荒らし」といいます。店主が作り上げた棚を、片っ端から壊して
いくのです。といっても、本当に物理的に棚を破壊するんじゃあり
ません。もちろん、万引きをするわけでもありません。店の看板商品を
買い漁って、せっかく育て上げた棚を貧弱な状態に逆戻りさせる・・・
これが「棚荒らし」です。

 う~ん、でもこれって「お客さん」ですからねェ。万引きと違って、
法に触れる行為じゃないですし、何がいけないの? って思われる
かもしれません。
 まぁ「いけない」ってことはないと思いますが、店側としては「困る」
場合もあるわけです。看板商品がなくなれば、棚が貧弱になって客足が
遠のきますから。

 もちろん売った古本屋は代金をきちっと受け取るのですが、看板商品
ってのは貴重な品、珍しい品だからこそ「看板」なわけです。お金を受け
取っても、代わりの品が必ずしも入手できるとは限りません。それに開業
当初は、お客さんに寄りついてもらおうと、少し価格設定を安めにしている
こともあるのです。

 というわけで新米古書店は、開業当初、よく売れるな~と調子に乗って
看板商品まで安く手放してしまうと、あっという間に棚が寂しい状態に
なり、閑古鳥が鳴いている・・・そういう危険もあるわけです。

 唐沢俊一「古本マニア|雑学ノート」

 ・・・には「“棚荒らし”の恐怖」と題して1章かけてその実態が詳細に
記述されています。本を買い漁った側が、本当にその本が好きで大事にするっ
てならいいお客さんですが、たいていは高く買ってくれる店へ転売する目的。
そうすると、その本を本当に探している人が買うときには、値段が吊り上る
ことになりますよね。そう考えると、売れて嬉しい! とは手放しに喜べない
気もします。

 で、棚荒らし対策。その1、いい品を置かない。その2、値段を高くして
転売しにくくする。・・・う~ん、一般のお客さんも逃げちゃいそうwww
 いい品は適正価格で販売する、売れてもすぐにまたいい品を入荷する。
難しいかもしれませんが、それが本当は一番いいんじゃないかって思います。

 あ、でも、私のサイトでは、まだまだそんなにいい品がないですからね~。

 どんと来い! 棚荒らし!

 大人買いも大歓迎です(笑)
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