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示準書籍と示相書籍

 蔵書を見て、その人のことが分かるって話に関連して……。

 示準書籍と示相書籍って言葉があります。いえ、ありますって
言っても、私が作った言葉なんですが(^^)
 もともとは、示準化石、示相化石って言葉をもじったもの。

示準化石:その化石が出た地層の年代を特定できる化石
      (例)三葉虫、アンモナイトなど

示相化石:その化石が出た地層が、当時どんな環境だったか知る
      ことができる化石
      (例)サンゴなど

 これを本の場合に当てはめたのが、示準書籍、示相書籍。

示準書籍:その本の持ち主の年代を推定できる本
      (例)少年漫画、少女漫画、受験参考書など

示相書籍:その本の持ち主の性格や職業、趣味などを知ることができる本
      (例)専門書、思想書、マニアックな本など

 少年向け、少女向けの漫画は、たいていは子供の時代にしか読みません。
漫画好きの人でも、その成長に合わせて

 絵本→子供向け漫画→青年向け漫画→大人向け漫画

 って感じで、読む本が変化していくものです。そして、それぞれの時代で
流行になった作品というのがありますから、自分の成長過程でどんな作品を
読んでいたかで、大まかにその人の年代を推測できます。
 受験参考書も、持ち主の年齢を教えてくれます。本の発行年を見れば、その
人がいつ頃受験生だったのかということが分かりますし、志望校の赤本だったら
具体的な受験年度、志望校、志望学部まで分かります。

 ベストセラーの本は、その本が読まれた年代を知ることはできますが、
持ち主の年齢を知る手掛かりにはほとんどなりません。というのも、ベスト
セラー本は、たいていの場合、幅広い年代で読まれているからです。
 でも、いくつものベストセラー本を持っていて、それらを年代順に並べた時、
もっとも古い本の年代が分かれば、持ち主の年齢もある程度分かるかもしれ
ませんね。

 このように、持ち主の年齢を知る手掛かりとなるのが「示準書籍」。一方、
どのような本を読むかということに、その人の嗜好が現れる場合があって、
それを知る手掛かりとなるのが「示相書籍」。

 高度に専門的な本は、そういった職業に就いている人が読んでいる場合が
多いですし、右翼的・左翼的な本は、やはりそういった思想にシンパシーを
感じる人が読むことが多いものです。つまり示相書籍は、「思想書籍」にも
通じるわけです。
 趣味の本だって、入門レベルのものから、かなりマニアックなものまで
さまざま。マニアックな内容の本を読むなら、やはりその分野には相当
詳しい人だろうって分かります。 

 まぁ、示準書籍にしろ、示相書籍にしろ、あくまで参考程度。というか、
お遊び。これだけで、その人の全てが分かるなんてことはないですよ。
ただ、友人や取引先の人がどんな本を読んでいるか。それが分かれば、
その人を知る「ヒント」ぐらいにはなって、人間関係もうまくいくかも
しれません。

 「あの人が読んでいる誰それさんの本、私も読んでみようかな?」
……そんなふうに、読書の幅を広げる参考にしていただければと
思います。
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